導入 こんにちは、株式会社ナレッジセンスの須藤英寿です。 今回は、過去の対話情報をもとに、LLMと一貫した会話を続けられる仕組み「Hindsight」について紹介します。 サマリー RAGの代表的な活用方法の一つとして、過去のメールやチャットを情報源に、それまでのやり取りを前提とした会話を成立させる手法があります。 しかし、やり取りのデータは時間とともにどんどん増えていきます。さらに事実と意見が混在したデータも多く存在するため、標準的なRAGを導入してもうまく会話を成立させることができません。 「Hindsight」は、過去のやり取りを構造化し検索性を上げることで、高い精度で関連する情報を検索しつつ、LLMが認識しやすい形で情報を渡すことができるようになっています。 課題意識 会話データとRAGの相性 一般的なRAGは、大量の情報の中から、いかに正解の情報を効率よく見つけるか、に焦点が当て

