どの人工肉が食べたい? 再生医学を駆使する仮想レストラン開業2015.05.13 21:00 福田ミホ 裏庭の豚の幹細胞を培養して作ったソーセージ、など。 世界では今、人工肉の研究開発が進んでいます。だって美味しい人工肉ができれば、動物に対する罪悪感も、家畜を育てるための環境負荷もなくなって、さらに技術が進めば普通の肉より安くなる可能性だってあります。でも人工肉って、実際どんなお肉でどんな料理ができるんでしょうか? たとえば2013年に人工肉バーガーの試食がありましたが、味はいまいちだったようです。でも見方を変えれば、人工ということは自然の肉が自然であるための制約がないということでもあります。そんなわけで、人工肉とは既存の肉に近づけて代替とすべきものではなく、むしろ食のあり方全体を根底から考え直す好機と考える人たちもいます。 「Bistro in Vitro」(直訳:試験管内のビストロ)は