フランスの首都パリで、新型コロナウイルス検査を受ける女性(2022年7月6日撮影)。(c)ALAIN JOCARD / AFP 【7月21日 AFP】フランスの医薬品・保健製品安全庁(ANSM)は19日、新型コロナウイルスワクチンの接種により月経に影響が出た疑いがある女性に対し、政府のウェブサイトを通じた報告を呼び掛けた。 ANSMは、米製薬大手のファイザー(Pfizer)とモデルナ(Moderna)がそれぞれ開発したワクチンの副反応について調査を行っている。両ワクチンはこれまで、フランスで女性に対して7000万回投与された。 ANSMによると、すでに約1万1000人の女性が医師に対し月経の変化を報告しているが、大半は月経不順や出血量の変化などの「深刻でない」症状で、短期的なものだった。こうした症状と接種との関連性は確認されていない。ANSMは女性に対し、連帯・保健省のサイトに設けられた申