ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (55)

  • 70歳定年・80歳定年・90歳定年 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    平均寿命-15年=引退年齢 もうすでに『70歳定年時代』だと思います 終身雇用&年功序列の昭和の雇用モデルをまだ少し引きずっている人がいる日ですが、この2つは55歳定年だからできたことです 日は世界一年金支給年齢が遅いですが、それは世界一長寿だからです それでも支給期間の平均は長いです 団塊ジュニア世代は世代は人口のボリュームゾーンであり、年金支給年齢は男性70歳・女性75歳になると思った方がいいです 年金支給期間=引退した老後期間は15年と計算されているので『平均寿命-15年=引退年齢』となります 男性の場合60歳前後で亡くなる方もいますが、90歳まで生きる方もおり、かなりばらつきがあります ですので60歳から年金支給という選択も出来れば、75歳から支給という選択も出来るようになっています 日の今の中高生の半分は110歳まで生きると言われてますので、労働期間は70年・年金支給は90

    70歳定年・80歳定年・90歳定年 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 心は言葉で出来ている - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    体はべる物で出来ている 私達の体はべたもので作られています 日々の事から、タンパク質や糖質、脂質、ビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養素を取り入れ、私たちの体は作られています 約4カ月で全ての細胞が入れ替わるので、生物学的には4カ月前の自分とは別人になります では、私たちの「心」は何を取り入れて作られているでしょうか? 心は取り入れた「言葉」で出来ています 自分が発する言葉 職場や家庭などで聞く言葉 SNSで目にする言葉 そうした言葉を取り入れて心は育まれていきます そして、言葉が習慣化されて「口グセ」となっていきます 1985年の日航機墜落事故がありましたが、明石家さんまさんは何かのトラブルで搭乗できなかったそうです そこから生まれた言葉が「生きてるだけで丸儲け」です いつもは考えない当たり前に生きていることのありがたさを自覚させられたことから生まれた言葉です 「毒のある言葉」を吐

    心は言葉で出来ている - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 「子持ち様」と「独身様」の評価 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    見る人の立ち位置により評価は分かれる 私の新卒で入社した会社は、昭和末には『出産休暇・出産勤務・介護休職・介護勤務』の制度ができていました ただ、実際に配属されると先輩社員に「男が育児休暇?とれるわけないだろ!」という状態で、徹底され始めたのは平成10年くらいです 十数年、同調圧力に押されながらの運営だったと思います この平成10年辺りは「今は子供の数より犬のペットの方が多い」と言われ始めた頃で「子供は今後減り続ける」が問題になってきた時代です 若手の管理職だった頃は「子供を迎えに行くから帰る」という女性に対して「やることをすべて終えてからにしてください」と言い切ってました そうしないとこちらが上長に叱られます 「主任は子供いないからわからないのよ」などと影で言われます 「子供3人いる課長だってわかってないよ」と言い返したくなります それでも同期が総務部や労働組合に「子供がいる社員への配

    「子持ち様」と「独身様」の評価 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • カスハラはどうなっていくのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    カスハラしやすい人とは カスタマーハラスメント=カスハラとは、カスタマー=顧客から受ける理不尽な要求や暴言・暴力などのことで、 サービス業に従事する人などは特に被害にあいやすいです カスハラにあい、精神的なストレスやトラウマになることもあります 先日の報道番組で、カスハラしやすい人は『役職者のまま定年退職した人・管理職や元管理職』などが上げられており、中高年・シニア層に多いようなイメージが植え付けられます 「そんなことはないだろう!」と調べてみると 81.1%が男性 50歳代・・・40.6% 40歳代・・・20.3% 30歳代・・・17.2% と40歳代~60歳代 の男性が多いということになります いわゆる『命令する立場の人に多い傾向』だそうです 「俺には関係ない」と思っていた50代の会社役員の方が、アンガーマネジメント研修を受けて「えっ!俺それしてる!カスハラだったんだ」と自覚した例もあ

    カスハラはどうなっていくのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • X世代は前頭葉を鍛えることが大切 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    新人類と言われた世代も古くなってきた 「なぜ1965年生まれ以降から、世界基準でX世代と呼ばれるようになったのか?」 ゼネレーションXのXは「数学の方程式のX」「謎の生命体X」などの「答えや正体が不明なので、これから答えを導き出そう!」のXです 簡単に言えば「理解不能な若者たち」「今までとは違う若者たち」ということです 日でも『新人類』などと言われるようになったのもⅩ世代からです それまでは武士道的な精神が残っていて「一度入社した会社は最後まで忠義をもって勤め上げるもの」でしたが、Ⅹ世代からは活発に転職が始まります 当に、その少し前の世代は苦しくとも会社を辞めないのに、Ⅹ世代に入った瞬間に会社を簡単に辞めるようになります それに合わせて、デューダやとらばーゆなどの転職雑誌が突然大量に発刊されるようになります 武士道精神の残ってる世代から見ると「尻の軽い個人主義の人間」に見えたかもしれま

    X世代は前頭葉を鍛えることが大切 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 就活と業界選択における差異 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    業界により採用は違う 長男がただいま就活真っただ中です 長女は社会に出たので、来年三番目が就活に入り終わると、大学の学費とそれぞれの家賃がなくなり一気に家計が軽くなります 22年間の学習期を終えれば、親はぐんと楽になります 「採用の責任者なんだから、子供の就活にもいいアドバイスできるのでは?」と思われがちですが、業界により採用の考え方や手法は大きく違います 長男は品業界が中心で「企業規模の割に採用数が少ないな」と感じます 多分人が辞めないので、定年退職した人の分しか採用しない会社が多いようです 極めて定着率の高い業界のようですが、逆に私はリゾート部門で宿泊業の採用にまわりましたが、人はどんどん辞めるので最初のうちはびっくりしました 私の前任者は「穴の開いたバケツに水をくむ仕事」と言っていたそうです 今までの採用業務のキャリアで『質にこだわった採用』と『量の補充の採用』の両方を経験でき、キ

    就活と業界選択における差異 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 伸びた人生はどう生きるべきか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ライフモデルは平均寿命からつくられている 初めて中国を統一した秦の始皇帝が次に求めたのは『不老長寿=永久に生きられる身体』です 中国統一も部下たちにとっては難題だったと思いますが、不老長寿薬を手に入れろという命令はそれをしのぐ難題です 「不老長寿の薬草を知っているので、そこにたどり着くための資金が欲しい」という詐欺のような連中も多数表れたようです 老子の道教も『健康長寿』を理想としています 飢えや病気と闘いながら、人類は健康長寿社会を創ってきました 長生きが良いか悪いかは哲学的問題として、現実にはどんどん長寿になってきているのは間違いないことです 昭和末期の平均寿命は70歳だったので『学習期20年・労働期35年・老後15年』で55歳定年で、15年間は年金暮らしがライフプランでした この学習期の約20年と年金支給の15年は固定と考えた方が良さそうです となると寿命の延びと共に伸ばさなければな

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  • 退職代行サービスにみる若者の意識変化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    新しい仕事は増えていく 退職代行というサービスがあるそうです 人に代わって「会社を辞めます」と伝えてくれるサービスですが、最も強烈なカスハラ=カスタマーハラスメントを受ける仕事の一つだそうです 初めて退職代行業を聞いた時は「なんでそんなことも自分でいえないんだろう?世も末だ!」と思いましたが、仕事現場を見る限り退職される企業の罵声は凄いものがあります 「なんで人でなく、わけのわからないサービス会社から電話が掛かってくるんだ!」という気持ちはわからないでもないですが『最近の若い奴らは軟弱だ!こんな退職の仕方をするなんて許せない』と考えるか『こんなサービスを利用されるなんて、社風と制度を見直す必要がある』と考えるのかで、企業の成長度も変わってきます よくすぐ辞める社員を現場の管理者のせいにする会社がありますが、意外に採用業務の担当者に問題がある場合が多いです 「補充すればいいや!一人は一人

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  • 変わるのは自分 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    世の中はどう変化するかわからない 「子供の頃よく遊んだ公園が、今はお年寄りだらけになっている」 日の風景も少しづつ変わってきています 長野県では「公園で遊ぶ子供の声がうるさい」というクレームから、公園が閉鎖されニュースにもなりました お年寄りの人数が多い地域では、絶対数の多いお年寄りの声が反映されやすいです もっと驚いたのは、最近ラブホテルの閉店が多いそうですが、その後が老人介護施設になっている場合も多いということです 一部屋一部屋トイレと広いバスが付いているので、確かに贅沢な介護施設になります 少子高齢化と一口に言っても、考えてもみないものが考えてもみなかった変化をします 子供が減って遊び場が増えた老人の憩いの場に・・・ 若者が減ってラブホが高齢者の施設に・・・ 『万物流転』世の中は常に変化し続けます 他人を変えることはできない 新入社員の頃はすべてにおいて弱者なので、自分が変わるしか

    変わるのは自分 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 経験で磨かれる知性 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    教えられたことと経験では違う 「やる気が大事」「やる気しだい」と幼少期より何度も言われます 実際は始める前からやる気がある場合は少なく、やりだすうちにやる気がわいてくる場合が多いです 社会人の経験が長くなるうちに変化していく教えは多々あります 正しいか否かではなく、個人の知性で理解し解釈しインプットされていきます 知識や、やり方などの技術はもちろん大切ですが、行動してみることは最も大切で、行動したことによって体験学習することは大切な知的財産になります 知識・やり方以上に『考え方』は重要です 誰もが知っている名言で『百聞は一見に如かず』という、人の話ばかり聞いているより実際自分で観てみる方が良く理解できるという考え方があります 『百聞は一見に如かず』は『百見は一考に如かず』という考え方に続きます 見たら考えなければ意味がないということです この言葉はさらに『百考は一行に如かず』に続きます 「

    経験で磨かれる知性 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 欲求と消費の関係 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    消費活動は社会の血液循環 以前、欠けた部分が気になる人、欲求が強い人は俗人という内容を書きました 「あれが欲しい」「ここが不満だ!」などの欲求が強すぎると強欲な人物に見えます 常に満たされない状況は幸福度を下げます とはいえ、この底なしの欲求の強さが経済活動を活発にしているのも事実です tomohiro358.hatenablog.com 私が社会に出る時トヨタ自動車のCMで「いつかはクラウン」というキャッチコピーがありました 最初はカローラで、次にコロナ・カリーナ、次はマークⅡ3兄弟で最後はクラウンに乗るのがステータスという風潮です 高度成長期に日は、さらにその上のシーマやセルシオを作り出しました 学生ながら「いつかはシーマに乗りたい!」という欲求が大企業への就職というエネルギーに変わっていったのも事実です 人の欲求や不満を解決するために様々な商品やサービスが次々に生み出されています

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  • 人事の重要な業務とは何か - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    社はコストセンター 「営業マンは増やせば売り上げが上がるけど、事務職は増やしても売り上げは上がらない」 という現実があります これをかつて「部はコストセンター」と言い切り、ひんしゅくをかった役員がいました 慌てて別の役員が「営業は筋肉!部の部署は内臓!社長は頭脳!内臓に働きは見えにくいが、なければ死んでしまう!」と言い換えてました 「あんたは売り上げを創るわけでもなく、売れるものを創るわけではなく、売上を生まない仕事をしている」と言われれば、やる気は失せます 当時の私は営業企画部だったので「売れる仕組みを作るは微妙だな・・・」と感じた言葉でした 「いい物を作っているのに売り方が悪いから売れない」 「いくら売る力があっても、こんな商品じゃ売れない」 などの作り手VS売り手の小競り合いはよくあるかもしれません それほどこの2つが利益に直結するからです では、私も長く在籍した人事部にスポッ

    人事の重要な業務とは何か - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 思考と行動の断捨離 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自分にできることは何だ! 悩みは幸福度を下げます 悩みは『人と比べる』行為から発生もします 悩みの中には妄想的なものもあります 妄想的な悩みは『未来予測からの不安』からも発生します とにかく人は中庸的な言葉より、偏った言葉に刮目してしまいがちです 「少子高齢化で日は終わる」などの類の言葉です まだ起きてもいない未来に不安を覚え、悩みます エピクテトスは 幸福への道は一つしかない それは自分の力ではどうにもならないことについて 悩むのをやめることである と述べています 自分の力ではどうにもならないこと・・・ 少子高齢化を止めなければ 物価高騰を止めなければ 経済の長期低迷を止めなければ お金はないけど5000万円の家が欲しい などは「夏は暑い!」「冬は寒い!」などの自然現象と同じで、自分の力では変えることができないということです 逆に言えば『自分の力・努力で解決できることはどんどん積極的に

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  • 人生100年時代の問題点 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    まだ来ていない『100年時代』 雇用延長を議論する時に必ず「いったい何歳まで生きるんだろうね?」という話が出ます 「国は今は70歳まで雇用しろと言ってるけど、必ず75歳、80歳まで雇用しろと言ってくるよね」 「労働所得一の人は85歳でも雇用しろと言いそうだ」 「男性は60歳前後で亡くなったり、寝たきりになる人も多いよね」 雇用延長どうする?という議論が仕事柄多いせいか、長寿社会に対して考えることは多いです とはいえ『人生100年時代』はまだ来ていません 「今の中学生の半分は107歳まで生きる」と言われていますので、100年時代は現在の20代・30代の人からではないでしょうか? 昭和の『人生70年時代』でつくられた様々な制度や考え方は劣化しています 日の人口のボリュームゾーンは50代で、団塊ジュニア世代が老人になると真の老人大国になります いろいろな問題があって、この世代は子供をつくらな

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  • リーダーのレベルは国民のレベル - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    政治家のレベルは国民のレベルと比例 『国民はみずからの程度に応じた政治しかもちえない』というのは松下幸之助 さんの言葉です 松下幸之助さんは 「国民が政治を嘲笑しているあいだは嘲笑い値する政治しか行なわれない」 「民主主義国家においては、国民はその程度に応じた政府しかもちえない」 と述べていました 「国民一人ひとりがもっと自分のこととして政治に関心を寄せなければならない」ということです 民主主義の怖いところは 当に日を良くしよう!と真剣に考えている人間も 社会学・人間学をよく理解している人間も 未来に対してどのような政策が必要かわかっている人間も ただただ不満だらけで生きている人間も 考える力が乏しい人間も 頭脳レベルも、志のレベルも、責任のレベルも関係なく『一人一票』ということです 故に『国民のレベルが低ければ、政治家のレベルも低い』となります そんなことから松下幸之助さんは、家庭に

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  • 働き方は5段階で変わっていく - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和型の労働モデルは完全に劣化している 戦後の日アメリカ人の生活をひたすら追い求めてきました ・冷蔵庫・掃除機・洗濯機の3種の神技のある暮らし ・車・カラーテレビ・クーラーの3Cのある暮らし ・学校を出ると終身雇用で最後まで面倒をみてく高額な退職金もある ・老後は悠々自適な年金暮らし の学習期20年・労働期35年・引退期15年の70年間の人生プランです 一方のアメリカ戦争には勝ったものの、経済戦争では日に負けて、終身雇用は維持できなくなりましたが、実力主義にシフトして競争力の強い社会へと変化していきました 日が「1億総中流社会を実現したぞ!」という頃「全員平等をやめて、格差はあっても優れたものが多くの富を得る社会を実現しよう!」という方向に舵を切ります 全員出来るだけ平等は共産主義の発想で、優れたもの・努力した者が富を得ていく格差社会は来の資主義の発想といえます 戦後の日

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  • 貧しくて置き去りにされた人達 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    〈上・長野県旧天龍村の画像〉 国は豊かさを目指さなければならない 資主義社会は競争のエネルギーで動いているので、激しく競い合わされたり、大きな格差が生まれたりします そんな現状に嫌気がさして、経済発展に否定的な人たちも多いです 中国の若者の寝そべり族が問題となっていますが「激しく受験で競争させられて、社会に出てもまた激しく競争なんて御免だ!」「ゼロコロナ政策で多くの企業が潰れ、大学出てもろくな仕事がない」などが重なり、一日中ゴロゴロしている若者が増えています 日や欧米でも「金持ちはどんどん金持ちになり、一生懸命働いても貧しい人たちは苦しくなるばかりだ」という現実に嫌気がさす人は多いです 「税金はどんどん取られ、物価まで上がりだした!」 「手取り収入は増えず、生活は苦しいのに富裕層は増え続けている」 競争社会に嫌気がさすのもわかります 「いっそのこと、競争なんてやめて皆平等に貧しくなれば

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  • 最も重要な投資は教育投資 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自己投資の重要性 前回の「教育とは何か」の続きになります 日人は労働と聞かれると 「勤勉に協調性をもって務めること」 「お金を得るために働かなきゃならない」 「学校出たら次は就職」 という感覚で労働を捉えていますが、米国では『労働投資』=労働市場に自分という資を投入して給料というお金を得るという考え方です だから自分という資の価値を上げる為の学歴・資格取得・学びになります お金に余裕ができると 金融市場にお金という資を投入し、お金お金を稼がせる『株式投資不動産市場にお金という資を投入し、土地にお金を稼がせる『不動産投資』 を行います この2つの投資は現実的に、労働投資より大きく稼げます ネット(YouTubeなど)を活かしたり、を出しての印税や特許などの『権利投資』は知恵のある人は活発に行います 日人はまだまだ投資に熱が低いです 貯金の金利が無の状態になっても銀行貯金

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  • 教育とはなにか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    間違った認識の企業もまれにある 子供や部下などの目下に対する教育を考えてみたいと思います 老子の言葉に 天は万物を生みてこれを所有せず 万物を育ててこれを支配せず 現実を現実としてあるがままに受け入れ 物事がそれが進みたいように自然に前に流れさせてやりなさい とあります 自然界の法則でいえば、子供を産んだ親とはいえ「子は所有物ではない」 懸命に育てるのだが「子を支配しようとしてはいけない」 と説いています 昭和の企業にわりと多かった教育が 強育・・・とにかく強く育てるという教育です 結果を出すまであきらめない強さ、踏まれても立ち上がる強さなど「しぶとく前進すれば何とかなった時代」といえそうです 狭育・・・広い視野を持たせず、企業の都合の良い思考の人間に教育することです 社会主義の国家のように不満分子や、組織に都合の悪い考え方は正しかろうが悪として排除したがります 狂育・・・ビックモーターが

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  • 寿命の延びとキャリアモデル - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    いつの時代も未来は暗い セロトニンが多い南米やアフリカの人は楽観的ですが、少ない東アジアの人は不安症になります 東アジアの中でも日人は特に少なく90%近くの人が不安を抱えやすいハートをしています これは非常に損な性格に感じますが ・日の製品は壊れない ・サービスが丁寧 ・交通機関の運行が段違いに正確 ・貯蓄率が高い ・社会ルールを守る などのメリットもあり、コロナの時も最後までマスクを取らない国が日でした 「少子高齢化で日は縮み続ける」 「労働人口がどんどん減っていく」 「年金が不安だ」 などなど、とにかく将来に対して不安がりますが、いつの時代も日人は将来に対して明るく見ていません 変化の時も不安 変化しないのも不安 これはある意味『未来に対しての防衛思考が働きやすい』というメリットに感じます 「日人は失職に弱い」と言われますが、故に昭和の終身雇用制度はありがたかったし、終身雇

    寿命の延びとキャリアモデル - 人事からみた採用とキャリアアップの実情