2013年、学科の教授陣のお情けで母校の大学院に入れて貰った僕は、案の定ついていけず、完全にメンタルをぶっ壊していました。 そもそも、文系の大学院というのはメンタルをぶっ壊してる人だらけです。文献を前にして、ああでもないこうでもないと日がな一日やってるだけに、その成果を見てもらう指導教授とうまく関係を築けないと、自分が今何をしているか見失いがちになります。 僕は大学四年生の頃に就職活動をしたり、教育実習へ行ったりするうちに、自分がこのまま社会に出ることに悔いがある気がして、大学院に進学しました。しかし、前述のとおり、たいした実力も、研究に人生を捧げる熱意もないまま、お情けで入れてもらったようなものなので挫けるのは当然のことでしたが、それ以上に多忙な指導教授とうまく関係を築けなかったことが一番の行き詰まりの原因でした。 そんなわけで、M1の終わりの頃になっても修士論文の骨子はグラグラでした。
つい最近、ようやく寿司を自由に食べられるようになった気がしていたのですが、どうやらそれは思い違いで、まだまだだったようです。 ここでいう「寿司を自由に」というのは金銭的な自由ということよりも、「好きな寿司ネタを自由に食べる」ということです。 もちろん、自分でお金を払うことである程度、自由に食べられるようになったということもありますが、たとえ、自分でお金を払っていても、どこか自分の中でルールに縛られて食べていたような気がしました。 というのも、僕はわりと自由奔放に育てられてきた人間で、親に怒られたり、何かを強制されたりという記憶がほとんどないのですが、寿司については親の機嫌をうかがって食べていたような気がします。 まず、 寿司屋で寿司以外を食べてはいけない というのが基本ルールでした。 回転寿司に行くと、子どもが喜びそうなメロンやプリンなんかが流れてくることがあるかと思いますが、絶対に取って
記事の表題の通りですが、私は18歳まで「大学生」という存在を見たことがありませんでした。 もちろん、無意識のうちに、そういう人とすれ違ったり、高校を卒業した大学生の先輩が母校に顔を出しに来てあったり、ということはありましたが、そういう「日常」からかけ離れているパターンではなく、生活をしていて、「あ、大学生だ。」と見て、感じることが無かったのです。 その最大の原因は、やはり、田舎に暮らしていたということが大きくかかわっていました。 もちろん、私の住んでいた秋田県にもいくつか大学はありました。 しかし、そのいずれもが私の住んでいた県南地域からは程遠い秋田市内の大学や、由利本荘市の県立大、秋田空港近くの国際教養大学ばかりで、最寄りの大学でも60km以上離れていました。 もはや、「最寄り」という言葉が意味するところが分からなくなるぐらいの距離です。 こんなことを今さらなぜ思い出したかというと、阿部
今回のエントリはオタクのオタクによる長文です。 ご承知おきください。 先日、声優の堀江由衣さんの大阪でのサイン会が当たりました!!! 『キラキラみつばちをめぐる冒険②』というフォトエッセイ集の 発売記念の企画に、ダメ元で応募したところ、 まさかまさかの当選となりました。 堀江由衣 キラキラみつばちをめぐる冒険2: #71~#125 作者: 声優アニメディア編集部 出版社/メーカー: 学研プラス 発売日: 2016/09/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 齢26歳の私ですが、堀江由衣さんことほっちゃんは 自分が小学生の頃に見ていた『ラブひな』のメインヒロイン 成瀬川なるを演じていた頃にその存在を知り、 気づけばラジオを聴いたりCDを買ったり、 ついにはライブにも行くようになり、15年近くファンとして追い続けてきました。 (敬愛の念を込めてここからは愛称で書かせ
TwitterでTLに流れてきたweb漫画をなんとなく読んでみたら、 なかなかおもしろかったのでご紹介。 新潮社のweb漫画サイト「くらげバンチ」で連載中。 安田剛介先生の『私と彼女のお泊り映画』! 女子大生の佐藤小春と黒澤麻由美は、 毎週末「お泊まりの映画鑑賞会」を開催中。 さて、今週はふたりでどんな映画を観るのやら――…。 「百合×映画」な、のんびりお泊まりストーリー♪ (公式より引用) 実は僕、わりと女子大生百合漫画が ストライクゾーンど真ん中なようで、 この手の関係性に弱いです。 ただ、ここについてあんまり掘り下げると脱線しそうなので、 とりあえずそれは置いといて・・・ 単純に女の子がかわいいです。 メガネの方が小春でツインテの方が麻由美。 同じ高校の出身で現在は異なる大学に通う2人が、 習慣的に続けているお泊り映画会と、 その一日を追ったショートストーリー。 映画のチョイスもいい
ノートパソコンが壊れていたので、なかなか更新できずにおりました。 というわけで、ご無沙汰しております。 趣味の「ビデオ屋巡り」も続けておりまして、 更新できずにいる間、いくつか行ったところもあったので、 今回は少しまとめて書いてみたいと思います。 さて、今年に入ってその存在を知った 未だにVHSの取り扱いがあるレンタルビデオチェーン 「ビデオワン」ですが、円町店と高野店の2つについては このブログで取り上げてきました。 yazibee.hatenablog.com yazibee.hatenablog.com 新潟にあるアルゴという会社が本社のようですが、 京都にはこの「ビデオワン」が5か所あり、 まだ行けていなかった3か所を制覇したいと思い、 とりあえず京都市南部にある2店舗、 観月橋店、上鳥羽店の2か所を訪ねてきました。 ~まずは観月橋店編~ 観月橋店はJR桃山駅が最寄りになります。
1つ前に書いた「ビデオ1円町店」についての記事が、 予想以上に反響を頂けて嬉しい限りです。 yazibee.hatenablog.com はてブの方でもいくつか京都のビデオ屋情報をいただいたのですが、 その中に大変興味深いコメントが ほう・・・ というわけで行ってきました。 京都市中京区、麩屋町通りに面したビルにあるという 「ふや町映画タウン」 ビルの中にあるとは聞いていたのですが、 なかなか見つけられず、思わず通り過ぎそうになりました。 看板が出ているということは営業中? とりあえず、2階にあるようなのでさっそく入ってみました。 思った以上に普通の「ビル」って感じで、 店舗が入っているような様子はあまり感じられず、 本当にここでいいのだろうかと階段を上ると・・・ ありました! というか・・・ めっちゃ暗いですね。 まず、廊下が暗い。 そして、扉が閉まっているので 本当にやっているのかどう
先日、平日休みの日に前々から行きたいと思っていた サントリー京都ビール工場に行ってきました。 事前にホームページで予約し、いざ長岡京の駅へ。 ちなみにこの見学会。無料です。 www.suntory.co.jp 長岡京の駅のバス停で待っていると、 ビール工場行きのシャトルバスがやってきました。 なんとバスも無料!至れり尽くせりです。 バスに乗ること10分ほど・・・ いかにもビール工場!という感じの建物が見えてきました。 バスを降り、いざ工場へ! と、行きたいとこですが、とりあえず別の建物で簡単な説明と受付がありました。 ちなみにこの回の見学者の大半は高齢者と主婦! そりゃあ平日の11時なわけですから! どう考えても働いてなければいけない時間帯に僕のような若造がいたもんで、 ちょっと浮いてましたが、何故か見学中ずっと携帯電話で通話している韓国人男性が さらに浮いていたので何とかなった感じはあり
大学院まで進んで専攻していたのが「宗教学」だったと答えると、 十中八九怪しまれますが、そもそも、世間一般の人には 「宗教学」という学問が何なのかすらよくわかっていない人が多いように思います。 まず、「神学(Theology)」と「宗教学(Religious Studies)」の 違いを説明する必要があるのですが、 本当に本当に端的に述べるのであれば、 「神」や「救い」とはなにかを問うのが神学で、 「神」や「救い」という概念の下、人間が何をしているのかを考えるのが宗教学。 そんな感じだと思います。 (そんな単純じゃないだろっていうツッコミはあるかと思われますが、まぁ、許してください。) よく、神学は自己弁証で宗教学は社会現象として「宗教」というものを扱うなんても言ったりします。 なんでそんな勉強をしていたのか? もしかして家が牧師や坊さんなのか? そんなことをよく聞かれますが、 理由は本当に
つい最近まで、その存在すら忘れていたのですが、 小学校1年か2年生くらいの頃に、奇妙なTVドラマがやっていました。 僕が小学校1、2年の頃といえば、1997~1998年頃のことです。 まだ子供だったので夜更かしはせず、21時頃にはだいたい寝ていたので、 それより前の時間帯でやっていたのではないかと思います。 ストーリーはほとんど覚えていなかったのですが、 部分的に思い出せるところがいくつかありました。 まず・・・ ◆主人公はOLだった。 ◆何故か主人公の持っていたおもちゃが意志を持って動き始めた。 ◆そのおもちゃは毛むくじゃらだった。 ◆しかも、なんか気持ち悪かった。 ◆しかし、おもちゃは不思議な力で毎回主人公を助けた。 ◆最終回でおもちゃは動かなくなった。 あと、そのおもちゃがブースカの弟のチャメゴンに 似ていたということも憶えています。 右がチャメゴン。 平成生まれの僕にとって「怪獣ブ
小学生の頃、よく通っていた図書館が 急に漫画を仕入れ始めた時期があった。 その時のラインナップは今でも憶えている。 「コボちゃん」、「バガボンド」、「蒼天航路」、 そして「ヒカルの碁」である。 「コボちゃん」は植田まさし先生の親戚がうちの村の出身地で、 村の標識を描いたという縁もあったので、なんとなくわかったが、 あとの三作品は、たぶん、なんとなく文化的な漫画だったからだろう(?) しかし、「バガボンド」も「蒼天航路」も、 小学生が読むにはアダルトなシーンが多く、 そんなシーンをマジマジと見ているところを同級生に見られた日には、 たいへんなことになる・・・と、しばらく敬遠して、 「ヒカルの碁」から読み始めたのを憶えている。 (ちなみに、なんだかんだこの後に二作品とも読んでる。) そんなこんなで読み始めたヒカルの碁であるが、 これがもう、どハマり。 その日は一日中図書館で読んでいた。 そんな
yazibee.hatenablog.com 先週の日曜のことになりますが、以前、「ガンヘッド」を見に行った 京都みなみ会館に、「キングコング対ゴジラ」と「ガメラ対ジャイガー」の 二本立てを見に行ってきました。 僕は平成生まれなので、昭和特撮を見ても、 その時代の雰囲気そのものを懐かしむことはできないけれども、 子供の頃に熱心に読んでいたコロタン文庫や怪獣百科の記憶がよみがえり、 やっぱり、「あぁ、懐かしいなぁ」と思ってしまいました。 実は僕、子供の頃一番恐かった東宝怪獣はキングコングだったりします。 この映画のキングコングはそうでもないのですが、 「キングコングの逆襲」という続編で出てきたキングコングは なんか妙に表情が豊かで気持ち悪かったのを覚えています。 ウルトラQのゴローなんかもそうです。 (↑キングコングの逆襲より) 今回の二本立てのテーマは「怪獣は南国からやってくる」というもの
関西に来てから約二カ月。 前々から行ってみたいと思っていたところに、 ちょこちょこ行くようになり、 最近では大阪までも足を延ばしたりしています。 本当であれば、ネットラジオ界隈で有名な 「なんば紅鶴」と「銀孔雀」に行った際の レポート記事を書こうとも思ったのですが、 訪れてからだいぶ日が経ってしまったので、 またいつか行った時にあらためて書こうと思います。 ちなみに、五月は大喜利イベントに行きました。 紅鶴と銀孔雀に関してはとりあえず、 下記のリンクを参照してください。benitsuru.net guinqujack.jp それで、今日なんですが、 これまた同じくネットラジオ 『青春あるでひど』や『日本橋より愛をこめて』等、 大阪日本橋界隈のラジオでよく耳にする、 美味いかつ丼が食べられるという噂の喫茶店に行ってきました。 その名も「ポミエ」! って、喫茶店なのに「かつ丼」?! 店名といい
yazibee.hatenablog.com サングリアを作ってから数日。 ミントが早くも育つ。 なんという生命力! 死ぬほど沢山ミント入れたミントジュレップ作って!/料理でハーブが必要なら、スーパーではなくホームセンターに行くべし! - ばななぼーと http://t.co/65UB5bjHc1 — 海象のねぐら (@seiichirou2) 2015, 5月 11 せっかくなので、海象のねぐらさんが教えてくれた 「ミントジュレップ」というカクテルを作ってみることにしました。 ミント・ジュレップ - Wikipedia 調べてみたところ、 どうやら、必要な素材は・・・ ・バーボン ・ガムシロップ ・ミント ・氷 ・炭酸水 めちゃくちゃハードル低い!? 実質、買わなければいけないのはバーボンと炭酸水だけだったので、 近所のやまやで購入。 バーボンは色々種類があって悩んだのですが、 飲みなれ
www.onsen.ag 「うたわれるもの」という2002年発売のゲームがある。 開発元は「ToHeart」などで知られるAQUAPLUS。 オリジナル版はPCゲームで、18禁だった。 その当時、僕は12歳。 ふつうに考えれば、プレイしているわけはないのだが、 当時、書店のPC雑誌コーナーに平然と置いてあった エロゲー雑誌「パソコンパラダイス」をこっそり買って読んでいたので、 その存在と人気は知っていた。 実際にプレイしたのはその数年後で、 2006年のアニメ化やコンシューマー版発売の前後だったように思う。 ゲームやアニメ自体にはそれほどハマったりはしなかったのだが、 この作品の番組宣伝ラジオであり、小山力也さん、柚木涼香さんの御二方が パーソナリティーを務めた「うたわれるものラジオ」は、 超カルト的な人気があり、僕も熱心なリスナーの一人だった。 どのぐらい人気があったのかというと、 ・放
先日、サングリアを作ろうと思い立ち、 彼女と一緒にスーパーへ行ったのですが、 ミントがなかなか高い・・・ 京都はスーパーが少ないので、 それほど店舗比較はできていないのですが、 それでも高いなぁと思う値段。 何かで代用できないものかと、 購入を踏みとどまり、スーパーを後にしたのですが、 その後に、本棚を買いにホームセンターに行ったのですが・・・ ミントの苗が安い・・・ 摘まれてスーパーで売っているのより、ちょっとだけですが安いです。 ふと閃いて、その苗とポット(94円)を購入。 料理に使うために、すぐに葉っぱはもいでしまったのですが、 その1週間後・・・ もう生えてる! しかもほとんど手間をかけていない。 (晴れた日に少し水をかけるだけ) 鮮度も抜群にいいので、いい香りがします。 みなさんも、もし、料理でハーブを使う機会があったら、 思い切ってホームセンターで苗を購入して見たらどうでしょう
sousui.info 今週のさばらじおで紹介されていた『いちきゅーきゅーぺけ』という漫画が気になり、 読んでみたところ、非常に面白かったので、 こちらでもあらためて紹介させていただく。 *************************************** 主人公が漫画家を目指す「漫画家漫画」は例外なく面白い。 それは勿論、自分の漫画家経験を下敷きにしているだけあって、 かける熱量が違うからだろう。 藤子Ⓐ先生の『まんが道』がその筆頭と言えるが、ここ数年だけでも 『バクマン』や『アオイホノオ』などの大ヒット「漫画家漫画」が生まれている。 今回紹介する『いちきゅーきゅーぺけ』もまた、「漫画家漫画」なわけであるが、 特に「エロ漫画」に特化した「漫画家漫画」なのである。作者の甘詰先生といえば、 代表作の『ナナとカオル』で知られるように、 近年は一般青年誌でエロティックラブコメディ漫画を
僕は焼きそばが好きだ。 お祭りの屋台や、海の家、キャンプみたいな、 特別な場で食べる焼きそばは格別に美味い。 ビールがあればもっと最高だ。 そして、カップ焼きそばも好きだ。 東北生まれの僕にとって最もなじみ深いのは 『焼きそばBAGOOON(バゴォーン)』だ。 わかめスープが付いてくるのがさりげなく嬉しい。 つい最近、北海道出身の知人から 『やきそば弁当』をもらって食べたが、 こちらも中華スープ付きでなかなか良かった。 あと、ご当地焼きそばも好きだ。 現地ではなく、東京でしか食べたことが無いけれど、 富士宮焼きそばのもっちもちした麺はなかなか良かった。 そして、僕は長いこと秋田に住んでいたので、 休日によく、「横手焼きそば」を食べていた。 これがまた、たまらなく美味い。 最後の晩餐に自由に食べるものを選べるならば、 おそらく、僕は横手焼きそばを頼んでしまうだろう・・・ 色々と美味しいお店は
小学校低学年の頃だろうか、 『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』という番組が流行っていた。 僕の小学校は1学年20人ぐらいしかいない小さな学校だったが、 1人として見ていない奴はいなかったんじゃないかというぐらい、 共通の話題としてみんなに共有されていた。 たぶん、この記事をクリックしてしまった人の大半は、 『ウリナリ!!』世代の人だろうから、あえて説明はしないが、 どんな番組だったか知りたい人はWikipediaを参照していただきたい。 ウッチャンナンチャンのウリナリ!! - Wikipedia 『ウリナリ!!』は出演者が様々な企画に挑戦するドキュメントの要素もあれば、 キャラクターコントのコーナーや、音楽活動など、多方面に進出した、 まさに「バラエティ」そのものといっていい番組だった。 そのため、この番組を語るには、 ある限定された側面だけを切り取って語ることはできないのかもしれない
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