航空自衛隊に配備する装備品の開発や試験を行う飛行開発実験団で、開発中の長射程ミサイルの模型とみられる画像などの未公開情報が、交流サイト(SNS)を通じ外部に漏洩(ろうえい)した疑いのあることが10日、産経新聞の取材で分かった。開発中の防衛装備品など一般に未公開の情報を私的端末で扱うことを禁じた内規に違反する恐れもあり、空自が事実関係を調べている。 産経新聞の取材では、SNSアプリ「ディスコード」の数十人が参加するミリタリー系のグループ上で、空自装備品の画像データや性能を記した投稿が複数確認できた。空自関係者を名乗り、実験団のある岐阜基地(岐阜県各務原(かかみがはら)市)に勤務するという人物がハンドルネームで投稿していた。 投稿画像は基地内で撮影されたミサイルの模型と推測され、「12式地対艦誘導弾能力向上型」だと示唆。他国領域内に攻撃を加える反撃能力(敵基地攻撃能力)の手段として、防衛省が開
本邦初公開です! アメリカで発射試験を実施 防衛装備庁は2024年7月4日、陸上自衛隊に配備予定の新型ミサイル「島嶼防衛用高速滑空弾」の試験弾を発射した際の映像を初めて公開しました。 拡大画像 陸上自衛隊の12式地対艦誘導弾(画像:アメリカ陸軍)。 島嶼防衛用高速滑空弾は、2026年度から陸上自衛隊への配備が予定されている長射程ミサイルで、地上の発射装置からブースターにより発射後、分離した弾頭部がグライダーのように滑空しながら飛翔し、数百km先の標的を攻撃します。 防衛装備庁によると、今回公開された試験は2024年3月23日にアメリカのカルフォルニア州において実施されたもので、「計測系の確認」を行ったとのこと。また、今後の発射に必要な性能も確認されたため、引き続き発射試験を含む段階的な性能確認を実施していくとのことです。 【了】
7月4日、防衛省および防衛装備庁は開発中の新兵器「島嶼防衛用高速滑空弾(早期装備型)」の事前発射試験を実施したことを報告しました。実施日は令和6年(2024年)の3月23日および4月7日、場所はアメリカのカリフォルニア州の試射場です。 1.目的 じ後の発射試験に向けた計測系の確認等 2.事前発射試験日 第1回発射 令和6年3月23日(日本時間) 第2回発射 令和6年4月07日(日本時間) 3.試験場所 米国(カリフォルニア州) 島嶼防衛用高速滑空弾は令和8年度(2026年度)に取得を予定しております。 出典:スタンド・オフ防衛能力に関する事業の進捗状況について 島嶼防衛用高速滑空弾(早期装備型):防衛省(令和6年7月4日) 防衛省・防衛装備庁の動画より「島嶼防衛用高速滑空弾(早期装備型)」の事前発射試験 公式発表には米国カリフォルニア州とだけあり詳しい場所は書かれていませんでしたが、おそら
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岸田文雄首相は25日、他国の武力攻撃から住民が一時的に避難するシェルターの整備について、関係省庁による連絡会議の設置を指示する意向を示した。「シェルター・地下利用促進議員連盟」の古屋圭司共同代表(自民党)が首相官邸で首相と面会後、記者団に明らかにした。 政府は3月にまとめた指針で、シェルターを「武力攻撃を想定した避難施設」と位置づけた上で、沖縄県・先島諸島の住民が一定期間避難できる施設の仕様や、既存の地下施設活用の方針などを提示している。今月21日に決定した経済財政運営指針「骨太の方針」にも地下施設の一層の確保などを明記した。 シェルター整備には消防庁や防衛省など複数の役所が関わることから、議連は省庁横断の調整組織の必要性を訴えていた。首相は「早速事務方に指示し、立ち上げるようにする」と応じたという。古屋氏は記者団に「首相も危機意識を持っている証しだ」と語った。【池田直】
各国海軍の軍艦が日本に相次いで寄港している。12日にはトルコ海軍艦が9年ぶりに東京へ寄港。10日のオランダ艦、11日のインド艦訪問に続いた。8月下旬ごろにはイタリアの軽空母「カブール」が初寄港を予定。空軍でもドイツがフランス、スペインと戦闘機の共同派遣を計画する。南シナ海で一方的な現状変更を進める中国を念頭にインド太平洋地域で存在感を高めたい狙いがあり、海空自衛隊が共同訓練などを検討している。 念頭に中国の動向「海軍種間の協力を深め、知識を共有し、現在の海の問題に取り組むための共同能力を高める貴重な機会となる」。12日に東京都江東区の東京国際クルーズターミナルに入港したトルコ海軍「クナルアダ」の艦長、セルカン・ドアン中佐は式典でこう述べた。 国交樹立100周年記念の親善目的だが、ドアン中佐の念頭には中国の動向があるとみられる。 10日に蘭海軍のフリゲート艦「トロンプ」が長崎へ入港。11日に
尖閣諸島周辺での対応を念頭に海上保安庁が高性能のゴムボートを多数搭載できる、これまでで最も大きい巡視船の建造を検討し、昨年度、調査のための予算を計上していたことがわかりました。一方、内部からは人手不足が続くなか実際に運用できるのかといった疑問の声も出ていて、今後、詳細を検討するということです。 関係者によりますと、海上保安庁が建造を検討しているのは、高速で移動可能なゴムボートを多数搭載し、ヘリコプターも載せることができるこれまでで最も大きい巡視船です。 船内には別の巡視船などを指揮することができる機能を置き、任務を行う際の海上の拠点にすることを想定しているということです。 建造した場合、尖閣諸島周辺での対応のほか、有事の際の住民の輸送、自然災害への対応などで運用することを検討しているということです。 高性能のゴムボートは警備任務の際に海上保安庁の巡視船を上回る数の船に対応するケースなどを想
武力攻撃が予測される事態に備えた国民保護をめぐり、国は九州の各県と山口県に対し、沖縄県からの避難を受け入れる初期的な計画をつくるよう求めるとともに、今後行う訓練の1つの想定として、避難する沖縄県の市町村と受け入れ先となる県の具体的な組み合わせを初めて示しました。 3日、熊本市で開かれた九州地方知事会で、外国からの武力攻撃が予測される事態に備えた国民保護を所管する内閣官房は、沖縄県からの避難を受け入れる初期的な計画をつくるよう九州の各県と山口県に求めました。 計画では、輸送手段の確保や収容施設の提供、食品の調達など、避難当初のおよそ1か月間で必要となることについて、自治体と事業者の役割分担も含めて整理するよう求めています。 また内閣官房は、今後行う予定の訓練の1つの想定として、避難する沖縄県の市町村と受け入れ先となる県の組み合わせを初めて示しました。 具体的には ▽石垣市は福岡空港を経由して
木原防衛大臣は、訪問先のシンガポールで韓国のシン・ウォンシク(申源※シク)国防相と会談し、6年前の自衛隊機へのレーダー照射問題をめぐって再発防止策を確認し、問題以降途絶えていた自衛隊と韓国軍のハイレベルの交流を再開することで一致しました。 ※「シク」は「さんずい」に「是」 会談の冒頭、木原防衛大臣は「日韓関係が両首脳のリーダーシップのもとで大きく進展していることを踏まえて、今後の防衛協力について率直な意見交換をしたい」と述べました。 会談では、2018年に海上自衛隊の哨戒機が韓国軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーを照射された問題をめぐって、海上自衛隊と韓国海軍がとりまとめた再発防止策を確認しました。 この中では、相手方の行為が自身の安全にリスクをもたらすと判断した場合の呼びかけに対し、積極的に呼応することなどが盛り込まれています。 そして両者は、この問題以降途絶えていた、自衛隊と韓国軍のハイ
国立国会図書館 調査と情報―ISSUE BRIEF― 第1282号 No. 1282(2024. 5.16) グローバル戦闘航空プログラム(GCAP) ―経緯と展望― 国立国会図書館 調査及び立法考査局 外交防衛課 久古 きゅうこ 聡美 さ と み ● 日英伊 3 か国で戦闘機を共同開発する 「グローバル戦闘航空プログラム」 (GCAP) をめぐっては、2023 年 12 月に政府間機関を設立するための条約(GIGO 設立条 約)への署名が行われるなど、開発のための枠組み作りが進められている。 ● 今後、設計作業と並行し、要求性能の決定や作業分担等をめぐって厳しい交渉が 行われる見通しである。また、将来、戦闘機の第三国への輸出、情報保全体制、 新たな参加国の可能性、2035 年までの導入開始などが論点となる可能性がある。 ● GCAP の将来を展望する上でも、まずは、2024 年度における
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艦上で取材に応じる英海軍艦「スペイ」の艦長ポール・キャディ中佐。背後には海上自衛隊の艦船も並ぶ=神奈川県横須賀市で2024年4月23日午前11時10分、国本愛撮影 インド太平洋地域に常駐している英国海軍の哨戒艦「スペイ」が4月中旬、日英双方の部隊派遣をスムーズにする「円滑化協定(RAA)」が昨年10月に発効して以来、英艦船として初めて海上自衛隊横須賀基地(神奈川県)に寄港した。4月下旬に艦上で毎日新聞などの取材に応じたポール・キャディ艦長は「日英関係の緊密化が、実務に直接反映されるようになった」と変化の実感を語った。 RAAは自衛隊と英国軍が互いの国を訪問しやすくするためのもの。締結以前は英国軍が来日する場合、各隊員がビザを取得しなければならなかったほか、武器の持ち込みにも厳しい手続きが必要だった。 キャディ艦長は、今回の寄港で日本政府に提出したのは乗組員名簿1枚のみで、乗組員は名簿とパス
岸田総理とアメリカのバイデン大統領が首脳会談で日本で米軍の大型艦を補修できるようにすることで合意しましたが、アメリカ軍のミサイル追跡艦が尾道市の造船所にドック入りしているのをTSSのカメラが捉えました。 今月16日、尾道市因島の造船所に入っていたのはアメリカ海軍所属のミサイル追跡艦、ハワード・O・ロレンツェン1万2575トンです。 船尾の甲板に2つあるコブラキングという巨大なレーダーアンテナでミサイルの監視や追尾を専門に行うもので「世界に1隻」とも言われる特殊な艦船です。 今回のドック入りの目的はわかっていませんが、撮影したこの日はアンテナを足場のような物で覆い何らかの作業をする様子が確認できました。 日米両政府は先の首脳会談でアメリカ軍の大型艦を日本で補修できるようにすることで合意していて、この艦船が補修などしていればその事例となります。 22日午後には、北朝鮮から弾道ミサイル少なくとも
20日夜、伊豆諸島の鳥島の沖合で海上自衛隊のSH60哨戒ヘリコプター2機が潜水艦を捜索する訓練をしていた際に通信が途絶え乗っていた隊員8人のうち1人が救助され、7人が行方不明となっています。 防衛省によりますと、通信が途絶えたのは鳥島の東の沖合およそ270キロの海域で、救助された1人は死亡が確認されたということです。 また、現場周辺では回転翼のブレードを含む機体の一部が見つかったほか、2つのフライトレコーダーが見つかり回収したということで、2機は墜落したと断定しました。 フライトレコーダーは近接した場所から見つかったということで、2機は空中で衝突した可能性もあるということです。 防衛省は隊員7人と機体の捜索を続けるとともに、今後、フライトレコーダーの解析を行って、墜落した詳しいいきさつを調べることにしています。
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