9月の日米首脳会談で日本が受け入れた二国間の新たな通商交渉とは何なのか。政府が使う「日米物品貿易協定(TAG)」という呼称を米国は使わず、両国の説明にはズレが生じている。5日の参院予算委員会では野党が追及。今後の日米交渉でもズレは火種となりそうだ。 5日の参院予算委員会。立憲民主党の杉尾秀哉参院議員がこう質問した。 「日米FTA(自由貿易協定)はやらないと言い続けてきたから、国会答弁との整合性をとるために、TAGという言葉を作ったんじゃないか」 安倍晋三首相は答えた。「略…
安倍首相は質問されたことが「何に関係する質問」かはわかるが、「どういうロジックを持ち、どういう原理につながる質問」かは理解できないのではないだろうか。だから原稿に徹底依存して「答弁」し、質問の角度が変わっても相変わらず同じ「答弁」… https://t.co/fLdEubLCz8
『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 10月下旬、開場後約2週間たった豊洲市場をお忍びで視察した後、意気揚々とヨーロッパへ外遊に旅立った小池百合子東京都知事。だが実際には、開場前から懸念されていた、そして新しい残念な問題の数々が明らかになっているのだが、気付かなかったのだろうか。(「週刊ダイヤモンド」編集部 岡田 悟) 「前もっていろいろ準備をされてしまうと、ありのままが見られないと思いまして、そのままうかがった次第でございます」――。 東京都の小池百合子知事は10月下旬、“お忍び”で豊洲市場を視察。水産仲卸売場棟の店舗フロアなどを見て回った。同月26日の定例記者会見で、事前に訪問を告知しなかった理由をそう説明した。 視
国会の予算委員会で何度も答弁に詰まった桜田義孝五輪担当相が、6日の記者会見で五輪関係の質問に「知らない」を連発し、答弁能力を不安視する声が広がっている。予算委での答弁についても「(野党から質問の)事前通告がなかった」ためだと主張し、野党に責任を転嫁した。 桜田氏は記者会見で、五輪関係の国際会議のため北朝鮮の体育相が来日するとの報道について問われ、「私は全然承知していない。全然知らない」と発言。「そういう報道も承知していない」と述べたが、直後に秘書官らに促されて「人を通じて知っている」と“訂正”した。 東京大会への北朝鮮の参加を、国際オリンピック委員会会長が金正恩(キムジョンウン)労働党委員長に要請したことについても「承知していない」「直接聞いていない」と回答。「私のところでとやかく言う内容ではない。分野外だと思っている」と話した。 また、5日の参院予算委で答弁に詰まったことについて「事前通
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