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ブックマーク / kazu-yamamoto.hatenablog.jp (4)

  • 静的型付き言語プログラマから見た動的型付き言語 - あどけない話

    およそ20年前にAlan Kay の講演をきいたことがある。印象に残ったのは、彼が引き合いに出した McLuhan の言葉だ。 I don't know who discovered water, but it wasn't a fish. (拙訳)誰が水を発見したかは知らないが、発見者が魚でなかったことは確かだ。 誰しも信念という水の中を泳ぐ魚のような存在だ。思い切って飛び跳ね空気に触れてみなれば、自分が信念という水の中にいることに気付かない。 ある手法の利点を語るには、その手法の欠点や、他の手法の利点や欠点とできるだけ客観的に比較しなければ説得力がない。ただ、これを実践するのは難しい。この記事では、客観的になれているか自問自答しながら、動的型付き言語と静的型付き言語について比較してみようと思う。 僕は静的な C 言語から、動的な Perl、Lisp、JavaScript を経て、現在で

    静的型付き言語プログラマから見た動的型付き言語 - あどけない話
  • 名詞の王国 - あどけない話

    「君のプログラミング言語で、これ、できる?」で紹介されていた「Execution in the Kingdom of Nouns」を訳してみました。英語よりも、つたない日語訳の方がよい方は、どうぞ。 おかしな訳があれば、教えて下さい。適宜、訂正します。 「C の関数はファーストクラスじゃないよ」などの突っ込みは、原文の著者へどうぞ。 名詞の王国での実行 彼らには気分ってものがある。ものによるが...特に動詞がそうだ。誇り高いことったらない...形容詞相手ならなんとでもできるが、動詞はどうしようもない...じゃが、このわしにかかれば皆思いのまま! -- ハンプティ・ダンプティ 世界のみなさん、こんにちは!今日は、邪悪な王 Java の物語と国中の動詞を滅ぼした彼の冒険について語ろう。 警告:この物語は幸福な結末を迎えない。心臓の弱い人や批判家向けではない。もし、あなたが怒りっぽい性格である

    名詞の王国 - あどけない話
  • Emacs Lisp のダメなところ - あどけない話

    Emacs Lisp をこよなく愛する僕の目から、Emacs Lisp がダメだと思うところをまとめておきます。 文化的な問題 Emacs Lisper の多くは、Lisp が好きで使っているのではなく、Emacs が好きだからしかたなく使っているのでしょう。当は C で書きたいのに、無理して Lisp を利用している感じです。 そのため、Emacs に付いてくる Emacs Lisp のコードは、Lisp らしくないものがほとんどです。単に C での発想を Lisp で表現しています。 これらのコードは、読みこなせないぐらい関数が大きく、副作用のある部分とない部分が分離されていません。また高階関数を用いて、データ構造を走査するコードと実際に仕事をするコードを分離するという意識も低いようです。 GoogleMapReduceという論文のお陰で、Lisp の写像関数(map)と畳込み

    Emacs Lisp のダメなところ - あどけない話
  • 祝 「Scheme 手習い」復刻 - あどけない話

    めでたい! 「Scheme 手習い」が復刻しました。正確に言うと、復刻ではなく、新しい版に基づいた新しい訳です。 Scheme手習い 作者: Daniel P. Friedman,Matthias Felleisen,元吉文男,横山晶一出版社/メーカー: オーム社発売日: 2010/10/22メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 129回この商品を含むブログ (34件) を見る 以前、マグロウヒル出版から出版されていた「Scheme手習い―直感で学ぶLisp」は、"The Little Lisper" の訳です。内容が、Common Lisp でもなく、Scheme でもない Lisp の方言によって書かれているのに、邦題に Scheme が入っていたのは、このの唯一の欠点だと僕は感じていました。 今回は、"The Little Schemer" の訳です。原書も訳

    祝 「Scheme 手習い」復刻 - あどけない話
    o-cha
    o-cha 2011/08/28
    素晴らしい解説です。
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