我が家は全員たこ焼きが大好きで、1カ月に数回はたこ焼きを作っている。電気式の安いたこ焼き器を使っていたのだが、火力が弱く、できあがりに時間がかかるのが悩みのタネだった。そこで、イワタニから発売されたカセットコンロ式たこ焼き器「炎たこ」を試してみることにした。火力の強いガスタイプで、上手にたこ焼きはできるのか？　普段使っている電気タイプと比較してみた。 ガスタイプは電気タイプに比べ、火力が圧倒的に強い！ 電気タイプのたこ焼き器でも、コツをつかんで慣れてしまえば、それなりにおいしいたこ焼きは作ることができる。しかし、何より困るのが、焼き上がるまでに時間がかかることだ。火力が弱いので、生地を流し入れてからも、なかなかひっくり返すことができない。その間に食いしん坊な旦那と子供たちが待ちきれずにイライラするのである。「遅いよ！」と責めるような目線を受けるのはなぜか私で、出来上がるまでの時間がいつも憂

「元祖にくまき本舗」のメニューは「にくまき」「チーズにくまき」（各300円）の2種類でテイクアウトのみ。同店のウェブサイトでは3個1100円～で通信販売も行っている（画像クリックで拡大） 甘辛いしょうゆダレに漬け込んで焼いた豚肉と、炊きたてご飯の組み合わせが絶品であることは言うまでもない。それを一品料理に仕立てたのが、宮崎県生まれのご当地グルメ「肉巻きおにぎり」。見た目は肉の塊のようだが、中にはご飯が詰まっている。甘辛いタレと豚肉の旨みが沁み込んだおにぎりは、毎日食べても飽きないうまさ。この肉巻きおにぎりが、今、ブームとなっているのだ。 都内には2009年夏頃から専門店が続々と進出している。2009年10月10日、下北沢にオープンした「元祖にくまき本舗　下北沢店」（運営会社は「とりあえず」本社：宮崎県宮崎市）では、肉巻きおにぎりの誕生秘話をこう語る。「ご当地料理といっても、そう古いものでは

東京・新宿の京王百貨店が毎年正月に開催している駅弁大会、正式名称「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」（2010年1月7日～19日）の初日に足を運んだ。誰が呼んだか、通称「駅弁甲子園」。会期中の売り上げが6億円を超える駅弁界の草分け的なビッグイベントであり、もはや日本の正月の風物詩とさえ言える。 百貨店の催事がここまでメジャーなイベントに成長した裏には、「東京オリンピックと駅弁ドラマ」、そして近年では第33回大会（1998年）における「『料理の鉄人』をヒントにした“対決の構図”の導入」、といったいくつもの仕掛けや時代背景が存在していたことは昨年のこの連載で紹介した。 はたして、今年は何か大きな動きがあるだろうか。いやいやさすがに毎年駅弁でスクープはない。昨年とそんなに変わり栄えはしないだろうから、ちょっとだけのぞいておいしそうな駅弁をぶら下げて帰ってこよう、などとのんきな気分でいた。ところが

スポーツ大好きな沖縄県民が、今最もアツい視線を注いでいるのが、プロバスケットボールbjリーグの地元チーム「琉球ゴールデンキングス」。超満員の試合会場では、沖縄的なリズムに乗せた応援が繰り広げられ、シュートが決まるごとに、会場が大興奮に包まれる。野球やサッカーに勝るとも劣らない盛り上がりを見せる、琉球ゴールデンキングスの人気について、取締役の安永淳一氏に話を伺った。 「リーグ発足初年度は最下位ながら、2年目となる昨シーズンでは連勝を重ねリーグ優勝を果たし、3年目となる今シーズンも昨シーズンの盛り上がりを受け、戦績も好調。観客来場者数も、1年目は1試合平均1679名だったのが、昨シーズンは2396名、今シーズンは2009年12月現在で2410名と右肩上がりです。全会場を平均した最大収容者数は2500名。会場を埋めるための無料招待チケットは配布していないので、来場者数＝有料入場者という結果を受け

「mi ZX700」（左奥）と「mi SSII」（右前）のカスタマイズ例。注文から商品受け取りまでにかかる期間は約4週間だ。なお土日祝日の注文は予約優先となっているので、店頭を訪れる際には注意が必要。詳細はアディダス オリジナルスショップ 渋谷、電話03\-5456\-6820まで（画像クリックで拡大） アディダス ジャパン（本社：東京都新宿区）の新サービス「mi Originals（マイ・オリジナルス）」に注目が集まっている。これは、同社の「SS II」や「STAN SMITH」といった人気モデルを、自分流にカスタマイズできるサービスだ。2008年からニューヨークやベルリンで展開されて話題を集めていたが、2009年10月9日、ついに日本上陸。現在は「アディダス オリジナルスショップ渋谷」1店舗のみでの小規模展開にもかかわらず、単純計算で1日10足以上を売り上げている。すでに多くのリピータ

「奇跡のリンゴって、知ってる？」 一瞬、答えに詰まった。 「なんか、歯がない笑顔だらけのジイさんが作っているらしいのよ」 二の句が継げないとは、このことだ。 「知らないけど、いま1個だけもらったの」 えーーー、としばし絶句した。 「奇跡のリンゴ」は、青森県岩木町のリンゴ農家、木村秋則さんが、完全無農薬・無肥料で育てたリンゴである。4年ほど前にNHKの番組で紹介されて、急にブレイクした。その後、関係する本も何冊か出され、ベストセラーになっている。 このサイトの読書特集の時に、私も『奇跡のリンゴ』（幻冬舎）を推薦させてもらった。無農薬、無肥料でリンゴを作ることは、至難の業を通り超えて、絶対不可能と思われていた。

“文具王”の異名を持ち、文具メーカーでユニークな商品を生み出し続ける高畑正幸氏が、最新文具の奥深～い世界をナビゲートする。 今回は、収納・携帯に便利なハサミ、「ペンカット」を紹介。ペン型のハサミでカットするから、ペンカット。意外にも大人に人気のペン型コンパス「ペンパス」に続く、ペン型文具シリーズの第2弾だ（業界紙にはペンパスのシャープタイプを含めて第3弾と発表されているが）。 特長はもちろん、収納時にペン型になるところ。収納時のサイズは、多色ボールペンとほぼ同等。前作のペンパスと比べると厚みがあるが、それでもこれがハサミ、とは思えないスリムな外形だ。 使い方は、側面のスライダーを手前に引くと、軟質プラスチック製のハンドルが“ふにゃ”と出てきて準備完了。キャップを外せば、通常のハサミと同様に使用できる。

先日、前々から気になっていた公衆無線LANサービスを体験してきた。そのサービスとは、Googleが2010年2月28日までの期限限定で実施している、カフェでの「無料インターネット接続」だ。これは、Google検索サービスの広告企画「Google さがそうキャンペーン」の一環で、NTTブロードバンドプラットフォーム（NTTBP）の通信網を1日1回、30分までの制限付きで無料開放している。 公衆無線LANサービスには、「freespot」のように無料で利用できるものもあるが、大半は有料。滅多にノートパソコンを持ち歩かない人にとっては、なじみのないサービスだろう。しかし、期間限定とはいえ無料で使えるのであれば話は別。普段は家に置きっぱなしのノートパソコンを持ち出し、モバイル利用を体験するいい機会になるだろう。 Googleが公衆無線LANサービスを始めたことは、すでにほかのサービスに加入している

「【年明けうどん】が盛り上がってます！」 讃岐うどんの本場・香川の四国新聞社Ｋ記者から、新しい食のトレンドに関してコメントを求める電話があった。「年越しそばに対抗して、香川発の【年明けうどん】が大いに盛り上がっている。コンビニ各社が販売し、カップ麺まで登場した。年明けうどんは、どうやらセブン-イレブンが仕掛けて成功した“恵方巻”をモデルケースにしているようだが、恵方巻のように全国でも受け入れられるだろうか？」という質問だ。当連載コラムの「恵方巻の意外な仕掛け人を発見！」という記事を読んでの問い合わせである。

ネット販売は150グラム3個入り1680円。鉄板やフライパンで焼き、秘伝の塩ダレをかけて食べる。問い合わせは同店ウェブサイト「http://www\.hormone\-king\.com/hormone\.html」まで（画像クリックで拡大） 全国でご当地B級グルメが人気を集めている昨今、話題となっているのが、焼き肉店「ホルモンキング」（広島県広島市）が販売する「ホルモンバーグ」だ。これはミンチやホルモン、ミノなどを使用したハンバーグで、ホルモン特有のコリコリとした食感とうま味を味わうことができる。1箱に3個入りの商品がネットで1日70箱近く売れる人気商品で、現在は1カ月待ちの状況になっている 。 もともと同店のオープンにあたって、目玉となるメニューを開発しようとしたのが誕生のきっかけ。「他店にはないものを」というコンセプトのもと、ホルモンでハンバーグを作ることを思い立ち、何度も失敗を重ね

新年のあいさつと同時に、お互いの近況を伝えあう「年賀状」。創意工夫を凝らした年賀状を受け取ると、送り手の顔や人となりが思い出され、ひと時の幸せな時間を与えてくれる。いつまでも残したい風習の1つである。 今や年賀状は、楽しみを与えてくれる存在としてもすっかり定着している。大人になってももらえる“お年玉”は、今でも変わらぬ楽しみの1つ。当選番号が発表されると、毎年ワクワクしながら確認してしまう方も多いことだろう。年賀はがきの正式名称は「お年玉付郵便はがき」という。本来の目的、新年のあいさつだけでなく、今日のような“くじ付き”になったのにはワケがある。 もともと年賀状を送る文化は、明治のころに生まれた。明治6年に官製はがきが発売されると、新年のあいさつを送りあうようになっていった。当時は元旦を迎えてから、書き初めのようにしたためるものだったと聞いている。新年を迎えた心境を、友人向けてしたためるも

「Ｂ級グルメ」が絶好調だ。というよりデフレ＆外食不況の時節柄、Ｂ級グルメ以外は壊滅状態ともいえる。もともと下世話なテレビの世界でも、以前にも増して、気どった「美食」より「Ｂ級」という傾向が加速度的に強まっている。たとえば、良質なグルメ情報を送り出してきた関西の人気番組『水野真紀の魔法のレストラン』（水曜18：55～19：54、毎日放送）の本郷義浩プロデューサーや、同番組ブレーンの門上武司さん（雑誌『あまから手帖』編集主幹）によると、今年に入ってから「激安」や「Ｂ級」といった話題しか数字を取らなくなり、番組の方向性を変えざるを得ない状況と聞いた。参考までに過去2年間に東京エリアで放送された全番組のメタデータ（＝番組詳細内容）を、キーワード「Ｂ級グルメ」で検索してみると、昨年2008年（1～11月）が65件であったのに対して、今年2009年は同期間に210件もがヒットしてくる。単純計算で3倍以

シンガポールの店と同じく前菜、スープ、刺身、魚、蒸し物、揚げ物、味噌汁、デザートと共に江戸前寿司を提供。スープは「葱鮪鍋」（奥）、「冬瓜長寿蒸し」（右）など常時5～6種類用意 シンガポールの有名寿司店「レストラン野川」。ここの店主で、1972年にシンガポール初の寿司職人として現地にわたった野川義夫氏が、今年6月、日本に初出店した。海外進出を図る店が多い中、野川氏が日本に注目したのは、「飲食店が過剰なシンガポールと違い、東京は市場が大きく、やり方次第でチャンスがある」から。 最大の武器の一つは、語学力だ。野川氏自身、英語、北京語、福建語などを話せるほか、シンガポール人スタッフが2～3人常駐。「外国人観光客が増え、寿司に興味を持つ人が多いのに、ネタを英語で説明できる人は少ない。語学は強みになる」と考えた。外国人観光客向けフリーペーパーに記事掲載を仕掛けているほか、今後アイドルタイムに外国人向け

「ベジタブルバーガー　マッシュルーム」420円。挟んでいるマッシュルームの大きさは直径8～10cm。（画像クリックで拡大） ハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」が10月10日に発売した「ベジタブルバーガー　マッシュルーム」が人気を集めている。肉の代わりに巨大なマッシュルームを使ったハンバーガーで、グリーンカール、トマト、グリルドオニオンとともにゴマバンズにサンド。こんがり焼いたマッシュルームには、バルサミコ酢をブレンドした特製ソースがかかっており、ヘルシーながらもジューシーな味わいだ。 同チェーンを運営するフレッシュネス（本社：東京都港区）の広報によると、一時マッシュルームの生産が間に合わなくなり、販売をストップするほどの売れ行き。販売をストップした期間を除けば、現在までハンバーガーメニューの中でトップの売り上げを記録しているという。 カロリーは同社のハンバーガーで一番低い282

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