紙たばこ、異例の増税要望 加熱式への逆風警戒―英系大手 2021年11月05日07時11分 【図解】近年のたばこ増税の動き 英国たばこ大手の日本法人が、自民党の議員連盟に対し、来年度税制改正で紙巻きたばこの増税を要望していることが4日、分かった。たばこ税は来年10月に「加熱式」だけが増税される予定で、商品によっては価格が紙巻きを上回る見通し。販売の軸足を加熱式に移す戦略の逆風になりかねないことから、たばこ会社が増税を自ら申し出る異例の事態となった。 タスポ、26年3月終了 たばこ自販機、減少も 紙巻きの「ケント」や加熱式の「glo(グロー)」などを販売するブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ、東京)が、自民議連「次世代たばこ研究会」に要望書を提出した。来年度の紙巻き増税と併せ、中長期的には加熱式の増税幅を紙巻きよりも抑えるよう求めている。 紙巻きのたばこ税は2018年度税
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