発売中の日経トレンディ4月号では、航空業界の今後を予測する特集「激変! エアライン」を掲載している。激動期を迎え、一躍注目を集めているのが、09年6月に創業したばかりの新興エアラインだ。 富士山静岡空港の開港に合わせて新規参入したフジドリームエアラインズ(FDA)。静岡空港から石川県小松、熊本、鹿児島の3路線を運航する。知名度が全国区になったのは、JALの経営破綻とその後の路線撤退騒動。JALが運航していた静岡空港の札幌・新千歳線、福岡線に加え、JALが完全撤退を決めた信州まつもと空港の2路線も肩代わりすると表明した。 親会社は、江戸時代に廻船問屋として創業し、港湾物流などを手がける地元企業の鈴与。両社の社長を8代目鈴木与平氏が兼任する。苦戦が報じられる静岡空港に参入、1年も経たないうちにJALの撤退路線までをも引き継いだ真意と狙い、勝算を聞いた。
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