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「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案に懸念の意を示す書簡を安倍晋三首相に送った国連の特別報告者ジョセフ・カナタチ氏(マルタ大教授)が、朝日新聞の取材に応じた。書簡を批判した日本政府の対応を「他国にはなかった反応」とし、「日本は立法を焦らず、優れた民主主義国として法案を再考すべきだ」と述べた。 カナタチ氏は各国の「プライバシー権」を調査・監視する特別報告者で、国連人権理事会から2015年に任命された。「共謀罪」法案がプライバシー侵害や恣意(しい)的な適用の恐れがある、とする書簡を今月18日に安倍首相に送り、内容を公表。菅義偉官房長官は会見で「特別報告者は国連の立場を反映するものではない」などと批判した。 カナタチ氏は24日に朝日新聞のメールでの質問に回答。「書簡は国連の特別報告者として送ったもので、個人としてではない。菅氏の指摘はミスリードだ。発言は無知からなのか、意図的に法案
3月末から4つの町村で始まった「福島第一原発事故」に伴う避難指示の解除。しかし、帰還した住民たちを待ち受けていたのは、“野生動物”たちだった。白昼堂々と歩く巨大なイノシシ、民家の屋根にはニホンザルの群れ、そして空き家を棲家にするアライグマ……。人がいなくなった町に住み着いた野生動物たちは、その生態を変えていた。 “新世代イノシシ”が登場、帰還をあきらめる住民も 2017年4月。避難指示解除から2週間後の福島県浪江町には、徐々に人々が戻り始めていた。しかし、そんな人々のすぐそばを歩いていたのは、重さ100キロを超える巨大イノシシ。住宅街を白昼堂々と歩き、取材班を見ても逃げるどころか近づくような素振りをみせた。 本来、イノシシは警戒心が強く、夜に行動することが多い。それにも関わらず、なぜ昼間に町中で活動しているのだろうか。福島県の野生動物対策の担当者、溝口俊夫さんは「人がいなくなった土地で繁殖
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