フェイスブック投稿に、「行政の圧力」と非難投稿が相次ぐ 東京の府中市美術館で来月始まる戦後を代表する社会派画家、新海覚雄(かくお、1904〜68年)の展覧会を巡り、同館の男性学芸員が23日、上司から展示の見直しを指示されたとフェイスブックに投稿。ネット上に「行政による表現への圧力」などと非難する投稿が相次ぎ、波紋が広がった。須恵正之副館長は「公立美術館にふさわしい中立的な展示を要請した」と話している。 同展は「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」の名称で、来月16日から9月11日まで開催。同市平和都市宣言30周年記念事業の位置づけで、昨年から学芸員らが準備を進めてきた。
見つめ続ける 生命の誕生って、やはりいいな 「逃げない」決意10年 いわきの産婦人科医 3:55 Facebook で共有 この動画をツイート LinkedIn で共有 電子メールで共有 「こんなことがあるのか」。2011年3月12日、東京電力福島第1原発が爆発した。福島県いわき市の産婦人科医、村岡栄一さん(71)は「安全だと思っていた」が故に信じることができなかった。同市小名浜の村岡産婦人科医院は原発から約50㌔離れ、放射線量が低かったため避難指示も出なかった。それでも放射能を心配し、市外に避難する妊婦が続出した。【撮影・佐々木順一、村岡産婦人科医院提供】2021年1月20日公開 福島・旧避難区域の農業は今 大規模化で住民帰還を模索 2:26 Facebook で共有 この動画をツイート LinkedIn で共有 電子メールで共有 2011年3月の東京電力福島第1原発事故で避難指示などが
元広島市長の平岡敬氏(88)に聞く オバマ大統領は再び「核兵器のない世界」に言及したが、手放しで喜んではいけない。米国が「原爆投下は正しかった」という姿勢を崩していないからだ。原爆投下を正当化する限り、「核兵器をまた使ってもいい」となりかねない。私たちは広島の原爆慰霊碑の前で「過ちは繰り返しませぬ」と誓ってきた。原爆を使った過ちを認めないのなら、何をしに広島に来たのかと言いたい。 日米両政府が言う「未来志向」は、過去に目をつぶるという意味に感じる。これを認めてしまうと、広島が米国を許したことになってしまう。広島は日本政府の方針とは違い、「原爆投下の責任を問う」という立場を堅持してきた。今、世界の潮流は「核兵器は非人道的で残虐な大量破壊兵器」という認識だ。それはヒロシマ・ナガサキの経験から来ている。覆すようなことはしてはいけない。
2月に実施された都立高校入試の理科の天体観察に関する設問に対し、都教委が正解とした星の位置関係が事実と異なっていることなどから「不適切だ」との異論が相次いだ。都教委は出題に問題はないとして採点のやり直しはしていないが、ホームページ(HP)に出題の狙いなどを解説する異例の「見解」を掲載した。一方、専門家は都教委の対応を疑問視している。 設問は、夜空で月や金星、火星を観察した結果などを基に、金星が軌道上のどの位置にあるかをア〜エの四つの中から選択させるもので、配点は4点。正解は「イ」とされる。ところが、設問では2015年3月24日の夜空を観察したとされているが、金星はこの日、実際は「ウ」に近い位置にあった。 この記事は有料記事です。 残り569文字(全文875文字)
「日本の歌」とは……を考える3月であった。 3月11日、東日本大震災の発生から満5年の日であった。被災地・者を応援する最も規模が大きいであろう「全音楽界による音楽会」も5回目を迎え、例年通り東京・サントリーホールで開催された。コシノジュンコ、三枝成彰、林真理子、矢内広、湯川れい子といった各界を代表する人々が発起人となり、クラシックから演歌まで、たくさんのアーティストに参加してもらう。そして、アーティストから観客、スタッフに至るまで1万円以上を「3・11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構」に寄付する、という「全員」が携わるコンサートである。 今年も、ポピュラー界からは、石川さゆり、岩崎宏美、大月みやこ、クミコ、クリス・ハート、coba、さだまさし、谷村新司、つんく〓、氷川きよし、渡辺俊幸という豪華な顔触れが登場した。ほとんどフルオーケストラ伴奏なので、十二分に楽しめ充実したものであった。ポピ
花粉症などアレルギーの原因物質「IgE(免疫グロブリンE)」発見の発表から、今月20日で50年を迎える。ノーベル賞級といわれる功績の発見者、石坂公成(きみしげ)さん(90)=山形市=は、共同研究者の妻照子さん(89)と苦楽を共にしてきたが、照子さんは約20年前に難病を発症し、現在も入院中だ。石坂さんは「これまでも、これからも妻と一緒に過ごしていきたい」と、毎日欠かさず病院を訪れる。【下桐実雅子】 発見50年に合わせ、石坂さんが毎日新聞のインタビューに答えた。石坂さんによると、現在の照子さんは寝たきりとなり会話はできないが、石坂さんが話しかけたり、顔に触れたりすると、表情が変わることがあるという。毎日午前9時から夕方まで病室に滞在し、血液中の酸素濃度の確認や、たんの吸引をする。 この記事は有料記事です。 残り779文字(全文1122文字)
東京・上野と成田空港を結ぶ京成電鉄(本社・千葉県市川市)の63年前に廃止された地下駅の駅舎や階段が当時のまま残されていることが分かった。毎日新聞の取材を同社が特別に許可し、“タイムカプセル”が開いた。私企業の産業遺構は経済状況の変化で姿を消すのが一般的なため、奇跡的な事例だ。 遺構が確認されたのは東京都台東区の旧・寛永寺坂駅。1933(昭和8)年12月に日暮里−上野公園(現・京成上野)間2.1キロの開通に合わせ、地下区間に開業した。45年6月に日暮里−上野公… この記事は有料記事です。 残り349文字(全文581文字)
世界最先端の観測施設を擁し、天体や宇宙のさまざまな現象を観測、研究する国立天文台。副台長を務める渡部潤一さんは、小学生の時からの「天文学者になる」という夢を実現させました。読書好きで小説家になりたいと思ったこともあったそうですが、「偉大な作家『渡辺淳一』さんがいたから」と笑います。1問に3〜4時間もかかる難問に挑み続けた受験生時代。自分の将来につながると思えば頑張れると話します。【聞き手・江刺弘子】 1972年、ユーミン(松任谷由実)の歌にもなったジャコビニ流星群が出現するという“事件”が起きました。当時私は小6で理科少年。学校の校庭でわくわくしながら出現を待ったのですが、まったく流れませんでした。出現すると言われているものが、そうではない。この時に天文の世界にはまだわかっていないことがあると知り、そのおもしろさや不思議さにわくわくしました。そして小学校の卒業文集には天体物理学者になると書
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