海洋学部海洋生物学科4年次生の小島敦さんが、12星座の一つ「かに座」の絵に使われている種の解明に挑戦。昨年8月に長野県で開催された日本天文教育普及研究会年会で発表した研究内容を一般向けにまとめた投稿が、4月3日付で発行された「月刊星ナビ」5月号に掲載されました。 清水キャンパスの一般サークル「天文研究会」に所属する小島さんは、星空の観測とともに、独自に天文学史を研究してきました。今回の取り組みは、普段学んでいる海洋生物学と天文学を結びつけようと2018年度に調査を開始。近代の星図は製作者によって画風や色、星座の恰好、種類がそれぞれ異なるため、ヨーロッパの学者が描いた3つの星図に焦点を当てて種の同定に挑みました。「雑誌に掲載されたことで新しい研究分野として、多くの人に知ってもらえる機会となり、とてもうれしく思います。幅広い年代、職業の人が読むため、誰にでもわかりやすく、少しコミカルな内容にな