画像出典: https://www.ipa.go.jp/files/000017316.pdf こんにちは。株式会社Flatt Security セキュリティエンジニアの奥山です。 本稿では、独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)が公開している資料「安全なウェブサイトの作り方」を紹介します。 「安全なウェブサイトの作り方」は、無料で公開されているにも関わらず、Webセキュリティを学ぶ上で非常に有用な資料です。これからWeb開発やセキュリティを勉強したいと考えている方はもちろん、まだ読んだことのない開発者の方々にも、ぜひ一度目を通していただけたらと思います。 一方、「安全なウェブサイトの作り方」では、一部にモダンなアプリケーションには最適化されていない情報や対象としていない範囲が存在します。それらについても本記事で一部、触れていきたいと考えていますので、資料を読む際の参考にしていただ
HTML5 Security CheatsheetはHTML5のセキュリティに関するチートシートです。問題点と対象Webブラウザ、対処法が一覧になっています。 HTML5 Security CheatsheetはHTML5におけるセキュリティホールになりえる問題点をコードを通じて広めていこうというプロジェクトです。Webプログラマ必見と言えるでしょう。 トップページです。様々な項目が並んでいます。 左側は各セキュリティチェックすべき項目で、対象になるWebブラウザとそのバージョンが並んでいます。問題点の提示とともに、その回避策についても書かれていますのでとても参考になります。 まだ日本語化されていない部分もあります。 ほぼ全てのWebブラウザが対象になる部分もあるようです。 項目は非常に多いですが、セキュリティを重視するためにもチェックしておくべきです。 HTML5ではありますがIE6など
最初に断っておきますが、FFFTP自体は良いアプリケーションソフトウェアだったと思います。UIがWindowsのエクスプローラに倣っていると同時にエクスプローラとはひと目で見分けがつくデザインだったので、使いやすかったはずです。 ぼくもインターネットをはじめたごく最初の頃に使っていました。ほどなくしてWindows自体を使わなくなったので、それ以来触ることはなくなったわけなのですが。 FFFTPは何故開発終了したのか開発者は「開発を継続するためのモチベーションが維持できなくなった」と述べているそうですが、まあ当たり前だと思います。 FFFTPが動作するWindowsとFFFTPが扱うプロトコルであるFTP自体がオワコンだからです。前者については幾ばくかの反論の余地もあるでしょうが、後者については異論は認めません。 「終わった」プロトコルのためのソフトウェアを作り続けるというのは、プログラマ
毎年恒例の診断前準備として開発者向けに、「初心者Webアプリケーション開発者がチェックすべき情報源」を集めているので、皆さんにもご紹介。他に追加した方が良い情報源があった場合はご指摘いただけると助かります。 上から重要な順。★がとりあえず読んどけ、の必須。必須のポイントは、短期間で大雑把に網羅的にポイントが整理されているもの。 徳丸本を必須に入れるか迷ったけど、あの厚さは、万人は読めないので、上位ランクだけど必須からははずした。 ★Webサイト構築 安全なウェブサイトの作り方 改訂第5版 http://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity.html 携帯ウェブサイトの実装方法を追加 セキュリティ実装 チェックリスト(Excel形式、33KB) 安全なSQLの呼び出し方(全40ページ、714KB) ★発注仕様 発注者のためのWebシステム/Webアプ
2011年10月05日22:30 カテゴリ書評/画評/品評iTech これで最低限! - 書評 - 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 ソフトバンククリエイティブ友保様より献本御礼。 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践 徳丸浩 [電子版@bookpub.jp] 初出2011.02.24; 2011.10.05 電子版へのリンクを追加 こういう本を待っていた。Web制作に関わる全ての人、必携。 と同時に言っておきたいのは、安全なWebアプリケーションを作るにあたって、本書の内容はあくまで必要条件であって充分条件ではないということ。原理的に。 なぜか。 あなたのWebサイトで何が出来てはならないかは、あなたにしか決められないからだ。 本書「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方」は、副題に「脆弱性が生まれる原理と対策
以下は、WEBプログラマー用のWEB脆弱性の基礎知識の一覧です。 WEBプログラマーの人はこれを読めばWEB脆弱性の基礎をマスターしてWEBプログラムを書くことができるようになっているかもです。 また、WEB脆弱性の簡易リファレンスとしても少し利用できるかもしれません。 WEBアプリケーションを開発するには、開発要件書やプログラム仕様書通りに開発すれば良いというわけにはいきません。 そう、WEB脆弱性を狙う悪意のユーザにも対処しないといけないのです。 今回、WEBアプリケーションを開発にあたってのWEB脆弱性を、以下の一覧にまとめてみました。 このまとめがWEBアプリケーション開発の参考になれば幸いです。 インジェクション クロスサイト・スクリプティング セッション・ハイジャック アクセス制御や認可制御の欠落 ディレクトリ・トラバーサル(Directory Traversal) CSRF(
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