Adobe Illustrator でデザイン作業をする際、Shift キーを押したまま、回転ツールで90度回転したりリフレクトツールで上下左右に反転させることがありますよね。 回転ツールとリフレクトツール 気付かれてない方も多いかもしれませんが、実は、回転ツールやリフレクトツールで「左の回転」と「左右反転」を行うと微妙に形状が乱れるというバグがあります。このバグは結構厄介で、変形パレットや情報パレットを見ても、形状が乱れたことに気付かないのです。 試しに、選択したアイテムの座標とサイズの数値を取得する自作スクリプトを実行し、比較してみます。 左に90度回転させたアイテムの座標数値 このように、左回転や左右リフレクトを行ったアイテムの数値に意図しない小数が入ってしまいます。 軽くデザインする程度の作業なら気にしなくていいのですが、ピクセルプレビュー時に十字キーで移動/リサイズしたり、グリッ
![#Illustrator の左回転/左右反転すると形状が乱れるバグを回避する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d67bc835ad491945f45d9bec215d54617a5fb637/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F3fl.jp%2Fimg%2Fnotes%2Fnis004%2Ffig-01.png)