ウェブやソーシャルメディアなどで、日本語の原稿を英語に翻訳した(と思われる)コンテンツを目にする機会が増えています。しかしそういった英語のコンテンツの中には、欧文タイポグラフィの視点から見ると少しおかしく感じられるものも少なくありません。たとえば句読点や記号の使い方が間違っていたり、語句が不自然に強調されていたりといった具合です。このようなちょっとしたミスは、ひとつひとつは些細なことでも、結果としてコンテンツが正しく伝わらなかったり、書き手の信用を下げてしまったりする原因にもなります。 この記事では英語のコンテンツを作るときに気をつけたいタイポグラフィのディテールについていくつか解説します。タイポグラフィといっても、グラフィックソフトを扱う技術も高度なCSSの知識も必要ありません。ほんの少しテキスト原稿に手を入れたり、マークアップを工夫したりするだけでも、タイポグラフィの質を高められるので
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