4日、東京・新宿に日本最大のバスターミナルが誕生した。JR新宿南口に直結する「バスタ新宿」(新宿西口交通ターミナル)だ。 国道20号(甲州街道)の新宿跨線橋の老朽化による架け替えをきっかけに、関東地方整備局東京国道事務所が「新宿駅南口地区基盤整備事業」を計画。JR東日本の線路上部に人工地盤を設置して、新たな空間を造成した。 その一部に建てられたのが、4階建てのバスタ新宿だ。敷地面積に相当する2階部分は約1.47ヘクタール。2階は新宿駅に直結する歩行者空間だ。3階がバス降車とタクシー乗り場、4階が高速路線バスのターミナルになっている。 高速路線バスの停車場数は15バースあり、1日最大1625便の発着便数まで対応できる。新宿駅周辺から全国39都府県300都市と連絡する118事業者が運行する。発着便数、バース数、事業者数ともに日本一の規模だ。 バスタ新宿の運用で、新宿西口周辺19か所に分散してい