[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 再来週「機構における資源研究」という題でパネルディスカッションをする。 ちょっと考えたけど,まったく結論が出そうにない。 こういう時はまず分割。 「機構における研究」と「資源研究」にわけて考える。 大学では出来ない機構だからこその研究って言われると, 「金にモノをいわせる」ぐらいしか思いつかない。 でもそれじゃダメよね。 資源研究って成果は市場が判断するものだと思うのだが, それもダメだろうね。 もう少し斜めから考えないとわからない感じ。 ちょうど読んでいる湯川と梅棹の対談で, 湯川が「非法則的認識」ということを言っている。 経験的事実に基づく世界観と, 理論・法則で構築した世界との間に, 完全なる一対一対応がとれない場合がある。 事象の繰り返し試験が多くできない場合には, 経験
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 震災から1年と言うことで, 震災に関わることを書こうと思うが, 地震に絡んだ科学を展開したことで, 色々と考えたことの総括のようなものにしようと思う。 地球科学の研究者の中には, 今回の地震(に関する調査)を千載一遇の好機と考えている人もいる。 それは事実だし,そ う思うことは研究者としての業のようなものだと思う。 ボクはなかなかこの部分を乗り越えることができなかった。 いわゆる「不謹慎と見られる」こともあるけども, それ以上に, 「(放射能にからむ)土壌や水質調査など他にやるべきことがある」 「そもそも科学による社会の発展という図式が問われているのでは」 という部分が大きかった。 科学者として, 確かにこの大地震は魅力的な調査の対象である。 それは疑いようも無い事実だと思う。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く