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ブックマーク / reuler.blog108.fc2.com (1)

  • 日々のつれづれ |新しい数学史を求めて

    「新しい数学史を求めて」というタイトルを立てて60回まで書き、それから先はさらに「情緒の数学史」というサブタイトルを添えて書き続けてきましたが、今回で通算して140回目になります。岡先生の数学研究を回想するとまさしく「情緒の数学史」の範例になっていますが、もうひとつ、ガウスの数論もまた「情緒の数学史」以外の何物でもありません。岡先生の多変数関数論とガウスの数論はヨーロッパ近代の300年の数学史の流れに屹立する、実にみごとな高峰ですが、ここまで大掛かりではないとしても「情緒の数学」の事例はここかしこに現れています。そこで「情緒の数学」の系譜をたどっていけば、「情緒の数学史」がおのずと成立するのではないかと思います。これを一つの結論と見て、実際に「情緒の数学史」の叙述を試みることがこれからの課題になります。 パリの科学アカデミーで失われたアーベルの「パリの論文」がたどったその後の運命のことなど

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