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ブックマーク / citarius.hatenablog.jp (1)

  • アグノストゥスについて - ファコプスの館 -La Maison de Phacops

    アグノストゥスの仲間は形が美しいわけでもなく、大きさも1cmに満たないものがほとんどで、三葉虫愛好家にもそれほど受けがよさそうにはみえない。今回、二体が仲よさそうに寄り添っている構図にひかれてプティカグノストゥスの標を買ってみたが、やはり6mmというサイズは肉眼で観察するには無理があると思った。 さてこれを拡大してみるとどうなるか。 これでもそれほどおもしろくはない。しかし、この外殻の裏側にはなかなかすばらしい器官が隠されているのである。1987年にミュラーとワロセックが発表したアグノストゥスの解剖図は当時の学会を驚倒させたらしい。二人がスウェーデンのヴェステルイェートランドのカンブリア紀の地層で見つけたアグノストゥスの化石は、大部分が防御姿勢(コンパクトのように二つ折になった状態)をとっていたが、そのなかに軟体部がそっくり保存されていたのである。二人は電子顕微鏡を覗きながら、弱酸で母石

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