3次元CADデータをアプリケーション間で(できれば完璧に!)共有したいという要望が高まりつつあります。形状処理ソフトの開発を生業とする私たちにとってユーザの要望(わがまま?)は飯の種であります。是非3次元形状データ共有(変換)プログラムを提供して一儲けしたいものです。 ところが、そう簡単ではないのです。ワープロデータの共有と比べて、3次元CADデータの共有は大変にハードルが高いのです。 ここでは、3次元CADデータの交換技術を解説していきます。CADデータそのものを扱いますのでモデリング操作から離れたところの話になります。CADユーザだけでなく、CADベンダー、サードパーティ間でデータ変換にまつわる課題を共通に認識していただければ幸いです。
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