前の記事 自然と人間の魔法:『崖の上のポニョ』レビュー 中国、レアアースの輸出禁止を検討 次の記事 アンキロサウルス「しっぽの威力」をCTスキャンで実証 2009年8月27日 Hadley Leggett アンキロサウルスはしっぽでティラノサウルス・レックスを殺すことはできなかっただろうが、かかとを砕くことはできたかもしれない。イラスト:Matthew Finbow/University of Alberta 全身が装甲で覆われた恐竜アンキロサウルス[中生代白亜紀後期(約7400万〜6700万年前)の北米大陸に生息した植物食恐竜属]は、先端がハンマーのように太くなったしっぽを持ち、これを振り回して武器にしていたと推定されている。しかし現在まで、このハンマーが生物学的に現実性のある武器なのかという点を研究したものはいなかった。 カナダの研究チームがこのたび、さまざまな大きさのアンキロサウルス