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co-evolutionに関するoanusのブックマーク (9)

  • Where bees are, there will be honey (even prehistoric)

  • ゴキブリは排尿しない:その優れた代謝系が明らかに

  • 恐竜にシラミは寄生していたか?

    題に入る前に.震災,計画停電等で,長時間の系統解析が難しい方,いらっしゃるんじゃないでしょうか?当方,2GHz の Mac 2台(CUP 4つ)が普段開いていますので,データセットと実行コマンドを書いたファイルを送って頂ければ解析します.PAUP と MrBayes の取り扱いには馴れてます.他のソフトでも Mac なら対応します. さて題.宣伝もかねて. シラミの分岐年代を推定した論文です.白亜紀中期頃,つまり恐竜の絶滅のはるか前にシラミが起源,放散していたことを示しました.最近羽毛を持った恐竜の化石もたくさん見つかっており,これらの恐竜におそらくシラミは寄生していただろうと考えられます. Smith, V.S., Ford, T., Johnson, K.P., Johnson, P.C.D., Yoshizawa, K., Light, J.E.. (2011) Multiple

    恐竜にシラミは寄生していたか?
  • 被子植物以前:シリアゲムシによる送粉 - むしのみち

    ハナバチ、ハエ、チョウが花を訪れ蜜を吸い、そのお返しに花粉を運んで受粉する(以後、送粉と呼ぶ)。そんな被子植物と昆虫の共生関係はいたるところで観ることができます。ハナバチやハエ、チョウ類では花蜜を効率良く摂取するために口器を特殊化させた種類も多くいます。 被子植物が栄える前(中生代中期以前:おおよそ1億年前以前)にはシダ種子植物や裸子植物などが主な陸上群落を構成していたと言われています。これらの植物は、風によって花粉をとばしてたと考えられていますが、実はこの時代にも送粉を担う昆虫類がいたのではないかいう興味深い仮説がサイエンス誌にて提唱されました。しかも、その候補となる昆虫とは、シリアゲムシ類だというのです。 シリアゲムシは長翅目(Mecoptera)に属するみるからにヘンテコな昆虫です*1。和名が示すように、成虫のお尻を上げるのが大きな特徴で、英語ではサソリのような尾に見えるので「スコー

    被子植物以前:シリアゲムシによる送粉 - むしのみち
  • 恐竜による種子散布 - むしのみち

    中生代のシリアゲムシによる花粉媒介を想像していたら、中生代といえば恐竜が優占していたことを思い起こしました。 鳥類も恐竜の一部から進化してきた可能性を考えれば、現在鳥類果たす生態的な役割を恐竜が担っていたとしても特に不思議ではありません。空飛ぶ恐竜、植性の恐竜などが生息していたようなので、(あくまで空想ですが)恐竜によって送粉される植物があったかもしれません。 実際には一部の恐竜が、ソテツ(Cycadophyta:ソテツ門)やイチョウ(Ginkgoopsida:裸子植物イチョウ綱)などの種子を散布していた可能性が研究者によって示唆されています*1。ただし、ソテツやイチョウの種子が入った恐竜の糞または腹部の化石が残る可能性はかなり低いので、今のところ直接的な証拠が得られているわけではありません。 西表島のソテツ林 文献 Butler RJ et al. (2009) Testing co-

    恐竜による種子散布 - むしのみち
  • ハテナという生物:植物になるということ ー(社)日本植物学会-研究トピック-1

    ハテナという生物:植物になるということ 井上 勲・岡典子(筑波大学大学院生命環境科学研究科) 2005年10月、通称ハテナと名付けた生物に関する短い論文が新聞やテレビでとりあげられました。ハテナはカタブレファリス類に属する単細胞の鞭毛虫で、細胞内に藻類の共生体をもっていますが、不思議な細胞分裂をします。観察の結果を総合すると、ハテナの生活環は次のように考えられます。細胞が分裂するたびに、娘細胞の一つは共生体を受け継いで植物としての生活を維持しますが、他の娘細胞は共生していた藻類を受け継ぐことがないために、無色の鞭毛虫に戻ります。無色の鞭毛虫は捕装置を新たに形成して再び共生体の藻類を取り込み、光合成を行う栄養細胞に戻ります。これは半分は藻類、半分は捕性原生生物として生活している状態で、植物が誕生する過程で通過した進化段階について可能性の一つを示していると考えています。植物ははじめから植

  • アブラムシは、かつて別の細菌から獲得した遺伝子で必須共生細菌を制御する | 理化学研究所

    アブラムシは、かつて別の細菌から獲得した遺伝子で必須共生細菌を制御する -世界初、動物-細菌間の共生維持に利用される遺伝子の驚くべき起源を発見- ポイント 細菌と動物の間の垣根を越えた、遺伝子資源の共有を確認 共生細菌のオルガネラ化など、共生に基づく生物進化に重要な示唆 昆虫の必須共生系の基盤理解で、安全な害虫防除法の開発に期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、農業害虫として知られるアブラムシが、かつて感染していた細菌などから複数の遺伝子を獲得し、これらを発現させて、自身の生存に必須である相利共生細菌※1を維持・制御している、という証拠を、世界で初めて突き止めました。これは理研基幹研究所(玉尾皓平所長)宮城島独立主幹研究ユニットの中鉢淳ユニット研究員と放送大学(石弘光学長)二河成男准教授による共同研究の成果です。 アブラムシは、栄養分に乏しい植物の師管液だけを餌としなが

  • Kakugo virus

    Kakugo ウイルス:攻撃性の高い働き蜂の脳から同定された新規ウイルス ミツバチの働き蜂は、巣(コロニー)を防衛するために針を用いて外敵を攻撃する。ミツバチの針は返し構造をもつため、攻撃に用いると外敵の体表に刺さって脱落し、これが致命傷となって攻撃個体は死亡する。自らの命と引き換えにコロニーを外敵から防衛するこの攻撃行動は利他行動の典型であり、自分が死亡しても血縁個体が生き残ることで包括的適応度を保つという、社会性動物に特徴的な行動である。しかしながら、このミツバチの利他的な攻撃行動がどのように脳で制御されているのか、その分子的基盤は不明である。 オオスズメバチはミツバチの天敵であるが、オオスズメバチに対する働き蜂の応答は同一コロニー内でも異なっており、オオスズメバチを囮として門番蜂に提示すると真っ先に攻撃する個体(攻撃蜂)が見られる一方で、巣の内部には逃避行動を示す個体も見られる(逃避

  • とある昆虫研究者のメモ : ポリドナウィルスの起源

    とある昆虫研究者のメモと日記。主に面白いと思った論文の紹介をしています。リンクフリー。コメント大歓迎。Polydnaviruses of Braconid Wasps Derive from an Ancestral Nudivirus Science 13 February 2009: Vol. 323. no. 5916, pp. 926 - 930 DOI: 10.1126/science.1166788  寄生蜂の多くの種は宿主の発育を制御するために卵と一緒にポリドナウィルスと呼ばれるウィルスを注入する。しかし、このウイルスは宿主体内では増殖せず、卵巣の特定の部位でのみ増殖が起こる。また、エンベロープに包まれたDNAはウィルスの構造タンパク質をコードしておらず、コードされているのは宿主の免疫系を改変するタンパク質などである。ウィルス粒子が存在しているのに構造タンパク質が無いというの

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