8/1-9/2 企画展「歯歯歯(ははは)展」──切って砕いてすりつぶす水生動物の歯の話 └─葛西 2012/07/12 葛西臨海水族園では、この夏、海の生き物を中心に様々な生き物の「歯」を紹介します。 人間の歯はもちろん、サメやウツボなどの魚をはじめ、今回は「歯」の化石も紹介。また、比較のために動物の「歯」の標本も用意しています。他にも、これも歯?と思うようなものや、意外と知られていない「歯」の紹介や、「歯」に関する情報を紹介する予定です。 また、日ごろ何気なく食べている魚を使って「歯」の標本作りを紹介するなど、「歯」に焦点を当てた新たな視点から、“多様性”を紹介します。 日時 2012年8月1日(水)〜9月2日(日) 場所 葛西臨海水族園 本館2階「レクチャールーム」 終日展示をしています。ご自由にお楽しみください。 展示内容 ・歯とは? 人間の「歯」を紹介し、魚の歯と比較。人間の歯と
謎のUMA(未確認生物)の歯について,答えが出ました。実は,チリモス(チリモヌ)の歯だと,申し上げたら信じますか? 名越左源太(1850〜1855)の残した「南島民俗文化史料」(沖縄郷土文化研究会編)に出てくる、奄美に生息する動物の絵の中に食虫類とも齧歯類とも判別がつかない不思議な生物が載っています。 チリモヌは不浄の獣なり。邂逅(かいこう)人のみることあり。その獣は人の死せるとき、鋪(しき)しムシロなどにやどり居るという。道行人の股(また)をくゞれば、たちまちその人病て死すという。豚の子のごとく猫に似たりと。大きさは猫のごときものなり。名ありて形なしという・・・・・ この獣、常に死人の汚れたる衣類、雑具、川などへ捨てたるものゝ中にやどりおり 以上,ホラーアリス妖怪王より これを表紙にしているのが,奄美哺乳類研究会の雑誌で,奄美の希少野生生物について,優れた調査・研究データや知見を掲載して
調査中に見つけたリュウキュウイノシシの下顎骨から持って帰った犬歯です。採餌の際に顎の咀嚼を必要とする動物では,下顎骨の左右の動きは重要です。臼歯で細かく繊維を粉砕するなどの必要がある動物は前後左右に顎が動かないとどうしようもありません。で,リュウキュウイノシシですが,そういった下顎骨の自由度を生かして,上顎の犬歯と擦り合わせる事で,このようにナイフのように鋭いエッジが常に保たれるように,メンテする事が出来ます。 犬歯は通常の下顎骨に埋まっている状態ではほんの2〜3cm程度の長さしかないように見えますが,全体はこのように湾曲して大部分が下顎の中にあります。見えている先端部分に相当な仕事をさせることが出来そうに思えますね。 また,犬歯自体が無根歯であって,人間などの有根歯とちがって,ネズミの門歯のようにある程度は伸びるものと思われます。 というわけで以前,コメントで書きましたが,ネズミ目のほと
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