新しいホームページ (第2ステージ) 鳥の彫刻 ー日本の野鳥の飛翔姿ー 森岡 茂樹 まえおき 第1ステージでは “野鳥の基本的な飛翔姿” に重点を置き、野鳥の飛翔に関する知識を蓄え、 野鳥の動的な形態美の表現方法や彫刻・彩色の技法などを考え、体得してきました。 第1ステージ の内容は整理され、小冊子 “日本の野鳥の飛翔姿―彫刻と飛翔の力学―” として出版しています。 この第2ステージでは、得られるいろいろな情報を元に、“より複雑で高度な飛翔方法が用い られていると見られる野鳥の飛翔姿” を取り上げ、それらの飛翔の力学を考えながら、それらを 彫刻で表現してみたいと考えています。 例えば、短腕裂翼・長尾のキジの滑空、 暗夜でのフクロウ の消音飛行、 ドバトの小刻み羽ばたき着陸、 強風(吹雪)の中のカモメの飛行、 海面すれすれに 飛ぶウミスズメ(表面効果の利用)、 オオミズナギドリの荒れた海で