4月16 日本三景の一つ、松島は巨大地すべりだった カテゴリ:自然現象と災害地学・ジオロジー 松島・天橋立・宮島が日本三景と呼ばれています。 松島や ああ松島や 松島や で知られる宮城県の松島は、私は行ったことが無いのですが。先日の斜面工学研究小委員会で、香川大の長谷川修一先生の話を聞いて興味が湧きました。興味が湧いたといっても、風景に対してではないのですが。。。 確かに、お話を聞くとそれ以外の成因を考えられないというレベルで確かな話に聞こえました。「地すべり屋さんはすぐに理解してくれるが、地質屋さんにはなかなか理解してもらえない」と話されていましたが、両方に所属する私は、すぐに理解できました。 地すべり移動土塊というものの存在を理解していない地質屋さんはけっこういます。地すべり移動土塊と不動地塊とを連続した地質図(層序が連続した)として描かれたものを何度か見たことがあります。ただ、地質を
追久保地すべり(国土交通省所管) [詳細] [過去の口絵写真] 社団法人斜面防災対策技術協会 (略称:斜面協会) 〒105−0004 東京都港区新橋5-30-7 (加賀ビル2F) TEL:03-3438-0493 FAX:03-3438-0803 [地図]
「起伏のある土地は、必ず平らになろうとする」 地形や地質に詳しい知り合いが、以前そんなことを言っていた。確かに、多くの人が暮らしている平野部は、長い年月をかけて山間部から運ばれてきた土砂が堆積して造られたものだし、その山間部に行けばあちこちで土砂崩れが起きていて、のちのち平野に運ばれていくであろう土砂が今も生産され続けている。つまり、長期的に見れば山間部は縮小し、平野部は拡大していくのだと思う。 中でも、古くから同じ場所が崩れ続け、大量の土砂を産出し続けている山がある。それらは「崩壊地」と呼ばれ、放っておくと下流に必要以上の土砂を押し出してくるため、数十年から百年以上という時間をかけて砂防工事が行われている。 今回はそんな「崩壊地」のひとつ、静岡県の「大谷崩(おおやくずれ)」を観に行った。 (萩原 雅紀) 土砂の川、安倍川 東名高速を静岡で降り、市内を流れる安倍川のほとりにやってきた。 安
平成22年8月11日 このたび、深層崩壊*1に関する調査の第一段階として、過去の発生事例から得られている情報をもとに深層崩壊の推定頻度に関する全国マップを作成しました。今後このマップに基づき、地域レベル、小流域レベルでの評価のための調査を行います。 1. 明治期(1868年)以降に発生した深層崩壊*2は、隆起量が大きい地域や特定の地質に分類される地域で多いことが分かりました*3。これらの結果から日本全国の深層崩壊の発生頻度を推定した深層崩壊推定頻度マップを作成しました。 2. このマップは、簡易な調査により深層崩壊の相対的な発生頻度を推定したものであり、各地域の危険度を示す精度のものではありません。 3. このマップに基づき、国土交通省では、以下のような対応を実施します。 (ア)深層崩壊の頻度が特に高いと推定される地域を中心にさらに調査を実施し、渓流(小流域)レベルで評価します。調査は3年
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