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2020年11月28日のブックマーク (6件)

  • アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    アメリカの大学で起きていること 言語学者であるスティーブン・ピンカーが、発言が差別的であると批判され、アメリカ言語学会から「除名」されかけた騒動をはじめとして、アメリカでは学生による大学教授への攻撃や特定の言論に対する抑圧が問題化している 。 その背景には、気に入らない人物の過去の発言を取り上げて集団で糾弾することでその人の社会的地位や活躍の場を奪おうとする「キャンセル・カルチャー」の風潮がある (詳細は以下の二つの記事を参照:〈「世界的知性」スティーブン・ピンカーが、米国「リベラル」から嫌われる理由〉〈一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態〉)。 発言や行動が差別的な意味が含まないように配慮する、場合によってはそうした観点から影響力のある人物の差別的な発言を批判する――こうした「ポリティカル・コレクトネス」を重視する風潮は、アメリカでも日でも加熱してい

    アメリカの大学でなぜ「ポリコレ」が重視されるようになったか、その「世代」的な理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
  • アントン・ハウズ「国家の作り方:中世イギリスに王として転生したあなたは、近代国家を作ることができるだろうか?」(2020年8月28日)

    How to build a state Words by Anton Howes, Works in progress, 28th August 2020 歴史を通じて、国家は、権力の維持に苦闘している。資金を調達したり、市民を統治するためには、民間の護衛官 [1]訳注:主に近代国家以前に、国家によって限定的に権力を与えられた準官吏や民間人のこと や〔民間人の〕用心棒に頼らざるをえなかったのだ。国家は、どのようにして今日の形態に移行したのだろう? 人は、政府が今日のような官僚制度をずっと昔から備えていたと簡単に想定してしまう。17世紀における〔特定利権者への〕独占権の広範な付与や、強大な権力を備えた領土保有貴族のような政治制度は、今より腐敗していた単なる時代遅れの異物のように見えているだろう。19世紀半ばになるまで、政府が医療や教育にほとんど関与していなかった事実は、人々の脳裏からは欠落

    アントン・ハウズ「国家の作り方:中世イギリスに王として転生したあなたは、近代国家を作ることができるだろうか?」(2020年8月28日)
    obsv
    obsv 2020/11/28
    “何世紀にもわたる流血、汚い取引、汚職、そして我々が今日の国家を作る為に行った選挙運動を経て、国家はその能力を行使できるようになったのである。”
  • GoTo停止 官邸「東京まだ逼迫してない」 札幌・大阪発自粛要請 | 毎日新聞

    新型コロナウイルス感染症対策部の会合で発言する菅義偉首相(前列左から3人目)。左端は新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=首相官邸で2020年11月27日午後6時36分、竹内幹撮影 菅義偉首相は27日、首相官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策部の会合で、旅行需要喚起策「GoToトラベル」事業について、感染が拡大する札幌・大阪両市から出発する旅行に関しても利用を控えるよう呼びかけた。予約済みの旅行のキャンセル料は、利用者やホテルなどに負担が生じないようにする。政府は両市を目的地とする旅行への割引適用を12月15日まで一時停止しているが、両市を出発する旅行は割引を停止せず、12月15日まで自粛を求める。 出発分の停止は、政府の新型コロナ対策分科会が25日に提言していた。27日は東京都で新たな感染者が570人報告されるなど、全国で感染の拡大傾向が止まらず、政府はさらなる対応を迫

    GoTo停止 官邸「東京まだ逼迫してない」 札幌・大阪発自粛要請 | 毎日新聞
  • スズメバチのコロニー/システムとしての死

    スズメバチは一年間のサイクルを繰り返す。つまり、女王が生まれ、女王が巣を作り、滅びる。これを繰り返すのである。 いやしかし滅びるってなんなんすかという話であって、勿論字義通りスズメバチの巣は最終的に滅びるんですけど、その時に一体何が起こってるのかについてはあんまりよく知らない人もたくさんいると思うわけです。実際のところ、スズメバチの巣が滅ぶ際には色々常識を超えた現象が起こっています。 巣が設置されて発展するまで 女王蜂が巣を作り始めるのは四月とか春の時期で、まあ色々とその時にも障害があります。そもそもきちんと巣を作ってコロニーを形成できる女王は複数いる女王の内の数%程度に過ぎないという説もあるくらいで、巣作りが失敗する理由としては、例えば純粋に病気とか栄養不足のほか、天敵に狙われてしまう場合など色々あります。原理的にコロニーを形成したスズメバチには殆ど天敵はいないのですが、つまりは翻って言

    スズメバチのコロニー/システムとしての死
  • 「マズローの欲求ピラミッド」はもう古い。これからは「ケンリックの欲求ピラミッド」

    サピエンスの生態観察 @Sapiensism マズローの欲求ピラミッドからケンリックの欲求ピラミッド (D.Kenrick 2010) へ。生物学的観点に欠け非科学的だったマズローの理論を廃して、進化心理学者は生物学的・人類学的証拠に基づく新しい人間の欲求階層理論を提示する。欧米のマーケター界隈ではすでにこっちのピラミッドが常識化しつつある。 pic.twitter.com/c6piUQLe2P 2020-11-27 19:30:07 サピエンスの生態観察 @Sapiensism 承認欲求や自己実現欲求といったマズローが提案した解像度の低い概念は削除されています。承認や自己実現はヒトという生物にとって目的でなく手段。人類の欲求メカニズムが先史時代に進化する上で、承認や自己実現は様々な生物学的価値をもたらしました。人間が〈究極的に〉求めているのはそっちです。 2020-11-27 20:02

    「マズローの欲求ピラミッド」はもう古い。これからは「ケンリックの欲求ピラミッド」
  • 今週末、日本競馬史上最大の戦いが行われる。

    2020年11月29日。日曜日。15時40分。 ジャパンカップ。 一着賞金3億円の同レースは日競馬の年間最強馬決定戦である。 しかし今年のレースは日競馬150年の歴史においてすら空前絶後の一大決戦とみなされるだろう。 なぜなら天地開闢以来はじめて「三頭の三冠馬」がひとところに集うからである。 三冠馬。 牡馬なら皐月賞。日ダービー。菊花賞。 牝馬なら桜花賞。オークス。秋華賞。 三つの大レースを制した馬に与えられる称号。 ファンにとって三冠馬は当に特別な存在である。 単純に強いというだけではない。 そこには人智を超えた何かが宿っているという「幻想」がある。 今年のジャパンカップにはその三冠馬が三頭も出走するのである。 一頭目はデアリングタクト。 今年、史上初の無敗牝馬三冠を達成した。 小さな牧場で生まれて、1200万円という競走馬としては破格の安値で購入された。 強風吹き荒れる過酷な環

    今週末、日本競馬史上最大の戦いが行われる。