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ブックマーク / chuokoron.jp (3)

  • 篠田英朗 地政学から見た「緩衝地帯」ウクライナの終焉|政治・経済|中央公論.jp

    「マッキンダーの理論が正しければ、ソ連という衣をなくした後も、ロシアは不可避的に拡張政策をとってくる」。篠田英朗・東京外国語大学大学院教授は、ヨーロッパの国際紛争を理解するためには地政学が重要だと述べる。その視角からロシアウクライナ戦争を読み解いていただいた。 (『中央公論』2022年10月号より抜粋) ロシアウクライナ侵攻は特別な要素をいくつか持っていたため、日でも大きな注目を集め、日政府の対応も歴史的に特別な内容を持つものとなった。それを反映して、戦争テレビのワイドショーの話題となり、コメンテーターらが、「ウクライナは降伏して早く戦争を終わらせるべきだ」といったお茶の間受けする空中戦の議論をするような光景も見られた。 しかし最近では、そのようなやりとりも減ってきたようだ。長期的な視座で構造的な問題を捉える議論に、よりいっそう力を入れていくべき時期にきている。 そこで稿では、

    篠田英朗 地政学から見た「緩衝地帯」ウクライナの終焉|政治・経済|中央公論.jp
  • 橘玲 進化論がもたらす「知のパラダイム転換」 自然科学は人文・社会科学を呑み込むのか|社会|中央公論.jp

    『言ってはいけない』で新書大賞2017を受賞した橘玲氏に、読書教養に関してインタビューを行った。これまでの読書遍歴に始まり、いま大きく変わろうとしている知の状況をどう見ているのかを尋ねた。 (『中央公論』2022年4月号より抜粋) ドストエフスキー体験の衝撃 ――橘さんはこれまで著書やインタビューなどで自身の読書体験について触れています。高校時代、停学中にドストエフスキーの『罪と罰』を読んで衝撃を受けたと。 家にロシア文学全集があって、『罪と罰』から『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』まで揃っていたんです。高校2年生のときに喫煙で1週間の自宅謹慎になって、何もすることがないのでなんとなく『罪と罰』を読み始めたら完全にハマってしまいまして。毎日数時間の睡眠ですべての長編を読み切ったので、ほとんど「洗脳体験」ですね。 大学で文芸研究者ミハイル・バフチンを知って「なるほど」と思ったのですが、

    橘玲 進化論がもたらす「知のパラダイム転換」 自然科学は人文・社会科学を呑み込むのか|社会|中央公論.jp
  • 山形浩生×井上智洋 書籍を通しての資本主義入門!? 日本の経済社会を考えるためのヒント|政治・経済|中央公論.jp

    経済学についての解説や翻訳でも活躍する山形浩生氏と、人工知能からベーシック・インカムまで幅広く論じる井上智洋氏による対談。経済書を足がかりとし、現代の資主義について議論が展開されています。 (『中央公論』2022年4月号より抜粋) 経済学への入り口 ――お二人とも元々は経済学専攻ではなかったそうですね。 井上 大学では理系寄りの専攻で、卒業してシステムエンジニアになりましたが、技術者としてのレベルはきわめて低かったと思います。転職しようにも、デフレ不況が厳しい時期でいい仕事が見つからない。しだいに、デフレの解消すらできない経済学者たちに憤りを感じるようになりまして(笑)、経済学の教科書を読み返したら、記述と現実とに齟齬もあるような気がしました。これは経済のためにできることがあるのではないかと考えて、仕事をパッと辞め、大学院の経済学研究科に入っちゃったんですね。友人たちに「頭がおかしくなっ

    山形浩生×井上智洋 書籍を通しての資本主義入門!? 日本の経済社会を考えるためのヒント|政治・経済|中央公論.jp
    obsv
    obsv 2022/03/14
    “標準的とみなされてきた制度でうまくいかない点が出た時、改善についての議論をするよりも、総とっかえを主張する方がもてはやされやすいんですよね。ただ、そうした主張にトンデモ理論が混ざっていることも多い”
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