昨今、盛んに取り上げられる空き家問題。利用もされず、かと言って売買されることもなく放置された空き家は日本全国に増加している、と言われる。ここ北総エリアでも空き家を見ることは珍しくない…と言うか、どの住宅街にも必ずと言っていいほど、雑草が繁茂し荒れ果てた空き家を見かける。 しかし千葉の超郊外の空き家には、他の地域では見かけることの少ない大きな特色がある。それは、一般的に「空き家」となりがちな築年数の古い家屋や、都市部から遠く離れた農村地帯の農家住宅よりも、なぜか築20~30年前後程度の、中古物件として十分流通していてもおかしくない程度の家屋が空き家として放置されているケースが多いことだ。 バブル期の戸建ては、もちろん値段はかなり安くなるが、千葉においては、たとえ最寄駅から徒歩2時間のふざけた立地条件であろうと中古住宅として普通に流通しており、この手の格安物件の広告を積極的に出す仲介業者も多く
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