14日朝、埼玉県蕨市にあるJR蕨駅で盲導犬を連れた男性がホームから転落し、電車と接触して死亡しました。警察が詳しい状況を調べています。 警察などによりますと、現場のホームには点字ブロックが設けられていますが、転落防止用の柵などは設置されていませんでした。 警察が電車に設置されたカメラの動画を調べたところ、男性はホームぎりぎりの位置に立ち、その左後ろに盲導犬がいる様子が確認され、男性はその後ホームから転落したということです。 男性は転落する際にハーネスから手を離し、盲導犬は転落を免れたということです。当時、男性の周囲には誰もいなかったということで、警察は誤って転落した可能性があると見て、身元の確認を進めるとともに詳しい状況を調べています。