宇宙人や地球外生命体を真面目に研究するアストロバイオロジーの講演メモです。火星に水の証拠が見つかったこと、最有力とされていた土星エンケラドゥスが最新の研究で少し不利になってきたことなど盛りだくさんでした。 2015年9月19日に開催された日本地球化学会による講演『宇宙・海洋・生命 ~ 地球科学が読み解く生命誕生の謎 ~』を聴講してきました。 「宇宙に生命はいるのか」という、いわゆるアストロバイオロジー(宇宙生物学)を化学の視点から俯瞰するものです。 今まで聞いたアストロバイオロジー講演の中では一番エキサイティングで解りやすかったのでメモ。 宇宙・海洋・生命 ~ 地球科学が読み解く生命誕生の謎 ~ 講演内容 登壇者は、いずれも各分野の牽引役となる実力者です。 橘省吾 先生(北海道大学) 「宇宙に生命のもとを探す」太陽系大航海時代に「はやぶさ2」が見る夢 高井研 先生(海洋研究開発機構) 「こ