パソコンを遠隔操作できるコンピューターウイルスを使って、ショッピングサイトのIDを盗み出すなどしたとして、東京都内の高校1年の男子生徒が書類送検され、警視庁は生徒がおよそ1800件のIDを盗み出し、転売を繰り返していたとみて調べています。 これまでの調べで、男子生徒は、インターネットの掲示板で無料のソフトを装ってウイルスをばらまき、およそ730台のパソコンを感染させていたということです。そのうえで、インターネットバンキングやショッピングサイトのIDとパスワードおよそ1800件を盗み出し、仮想通貨のビットコインで転売していたということです。 警視庁によりますと、調べに対し男子生徒は容疑を認めたうえで、「ハッカーに憧れていた。他人のパソコンを遠隔操作することに興味があった」と供述しているということです。