「Facebook」運営元のMetaは、ユーザーアカウントを不正に使用したとしてこの1年間で20人以上の従業員や請負業者を解雇または懲戒処分にしていたと、The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間11月17日に報じた。社外のハッカーから数千ドルの賄賂を受け取っていたケースもあったという。 Metaにコメントを求めたが直ちに回答は得られなかった。同社は、ソーシャルメディアサイト「Instagram」も傘下に保有している。 解雇対象には、警備員として働いていた請負業者が含まれており、これらの警備員には、社内で「Oops」(「Online Operations」の短縮形)と呼ばれていた従業員用ツールへのアクセス権限を与えられていたと、WSJは報じている。記事によると、このツールは、ユーザーがパスワードを忘れたり、アカウントを乗っ取られたりした場合に、アカウントへのアクセス