ぴあは同社が運営受託しているプロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」関連のWebサイトが不正アクセスを受けた問題で、原因となった「Apache Struts2」の脆弱性の識別子が、3月9日に公開された「S2-045」であると本誌取材に回答した。 不正アクセスを受けたのは、B.LEAGUEチケットサイトとファンクラブ受付サイトのサーバーだ。B.LEAGUEチケットサイトはホットファクトリー、ファンクラブ受付サイトはききょう屋ソフトが、ぴあの発注を受けて構築した。両サイトではStruts2を使用しており、任意のコードを実行できるS2-045という脆弱性を悪用された。 ぴあは3月25日に両サイトにおける全てのクレジットカード決済機能を停止し、調査会社のPayment Card Forensics(PCF)に詳細な調査を依頼した。4月10日のPCFからの中間報告で、不正アクセスを受けていたこ