九州電力の通信子会社のQTnet(福岡市)は23日、同社が福岡県内で運営するデータセンターで障害が起き、顧客である楽天カードや福岡県、九州電力など約260社・自治体のシステムが利用できなくなったと発表した。電源設備の更新作業中にサーバーへの電力供給が一時遮断されたとし、福岡市で同日会見したQTnetの岩崎和人社長は「顧客はもちろん社会的にも迷惑をかけ、深くおわび申し上げます」と謝罪した。この障
みずほフィナンシャルグループ(FG)は4日、QRコード決済や個人間送金用のデジタル通貨「Jコインペイ」の加盟店情報、約1万8千件が不正アクセスで流出した恐れがあると発表した。人為ミスで開発用システムがインターネットからログインできる状態になっていた。このシステムでは、預金口座番号など利用者の個人データは使っていないという。流出の可能性があるのは、Jコインに加盟する法人の名前や電話番号、メールア
みずほフィナンシャルグループ(8411)傘下のみずほ銀行は4日、同行が提供するQRコードを利用したスマートフォン向け決済サービス「Jコインペイ」のテスト用システムに不正アクセスがあったと発表した。被害の内容はJコインに加盟している企業7930件、企業の代表者や窓口連絡担当者等の個人に関する1万539件の情報、Jコインに参画している一部の金融機関名32件。テストシステムでは決済に
出光興産は製油所のサイバーセキュリティー対策を強化するため、安全性の高い次世代通信規格を使用したデータ通信システムを構築した。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及に対応し、外部からの不正アクセスを防止する。社会インフラを狙ったサイバー攻撃の脅威が高まっていることを受け、セキュリティーを強化する。 対象は北海道製油所(北海道苫小牧市)、千葉事業所(千葉県市原市)、愛知製油所(愛知県知多市)、徳山事業所(山口県周南市)の国内4施設。装置や制御システムの稼働率、温度、圧力などを収めたデータベースの通信方式を、次世代通信規格「OPC-UA」を用いるシステムに更新した。 「OPC-UA」は産業用の通信規格で、ドイツ政府が推進するデジタル技術で製造業の技術革新を図る「インダストリー4.0」で推奨規格とされ、有名になった。不正アクセスを防ぐことで、外部からの操作で製油所で異常動作が起こされるよ
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は31日、共通ポイント「Tポイント」で第三者のなりすましによる不正利用が発覚したとサイト上で発表した。30日時点で87人に計340万ポイント(340万円相当)の被害があったという。同社はTポイントのサイト上などで、利用者にパスワードの変更などを呼びかけている。27日に利用者から問い合わせがあり発覚した。不正利用されたのはスマー
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は30日、スマートフォンアプリやインターネット通販サイトの利用に必要なグループ共通IDのパスワードリセットを始めたと発表した。バーコード決済サービスが不正利用された事件に対応し、安全性を担保したい考え。共通ID「7iD」会員全約1650万人が対象で、パスワードを再設定しないと使えないようにする。【関連記事】セブン&アイ、セブンペイ不正利用で失ったもの7iDは不正利用された決済サービス「セブンペイ」や「セブン―イレブンアプリ」など傘下企業のスマホアプリだけでなく
三菱電機、安川電機など国内の主要メーカー100社が連携し、設備の稼働状況や品質検査などの製造データを相互に取引できる仕組みをつくる。生産や加工の情報を取引先と共有することで、開発期間の短縮やものづくりの効率性の改善などにつなげる。品質や生産性向上の鍵を握る製造データは競争力の源泉で、多くの企業が自社の中に閉じ込めてきた。ブロックチェーン(分散型台帳)の技術を応用して安全性の高い環境で他社と情報を
インターネット上の住所に当たる「ドメイン」を巡り、過去に企業などが使用した"中古品"が盛んに売買されている。手放された後に第三者が取得して売りに出し、高値がつくケースも。売買に法的な問題はないが、高いアクセス数を狙ってアダルトサイトに使われた例もある。1日夕、ドメイン登録サイト「お名前・com」で「circleksunkus・jp」というドメインが6千円でネットオークションにかけられた。ファ
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