幅12メートル、高さ2・7メートルの大型スクリーンに映し出される近未来の町並みを見ながらサイクリングを体験できる施設が16日、報道公開された。 東京・渋谷のフィットネススタジオ「CYCLE&STUDIO R Shibuya」に映画館規模のスクリーンと音響機器を導入した、米国生まれのVR(仮想現実)サイクルプログラムだ。 映し出される下り坂や上り坂にあわせて、トレーナーの指示でギアを変速してペダルを踏み込む。有酸素運動と無酸素運動を交互に続けることで、脂肪燃焼やストレス解消になるという。 前方の視界120度の範囲が映像で囲まれるとともに、映画館のように照明を暗くして、完全入れ替え制にすることで、没入感をより高めているという。 同プログラムは2014年にロサンゼルスで生まれ、パリでも導入されている。スタジオのオープンは3月19日の予定。(林紗記)