今日で50歳になりました。 私の人生を照らし続けてくれた太陽は少しずつ地平線へと傾いて、長くてうろんな午後は、西の空に広がりつつある夕映えとともに過ぎ去ろうとしています。足元から伸びる影も、やがて月明かりのそれへと移り変わり、遠からず夜の帳が下りるころ、私は安らかな眠りにつくのでしょう。 誰しも時間を遡ることは出来ませんし、またそう望んでもいませんが、それにしても、人の命に与えられた年月の何と短いことでしょうか。ときおり、私がボードゲームを楽しんでいられる残り時間を知りたくなることがあります。さて、あと10年? それとも20年? … そうですね、そんな意味のないことを考えるのを、そろそろやめにしたいと思います。その日がいつやって来ようとも、それまでは、私のボードゲームに対する情熱が失われることなど決してないのですから。 どうかみなさん、自分の人生を、そしてボードゲームをもっと楽しみましょう