食品大手「マルハニチロホールディングス」の子会社の群馬県の工場で製造された冷凍食品から農薬が検出された事件で、警察は、この工場に勤める40代の従業員の男が農薬を混入させた疑いが強まったとして午前中から取り調べていて、容疑が固まりしだい、偽計業務妨害の疑いで逮捕する方針です。 この事件は「マルハニチロホールディングス」の子会社「アクリフーズ」の群馬県大泉町の工場で製造されたピザやコロッケなど7品目の冷凍食品から殺虫剤などとして使われる農薬「マラチオン」が、最大で残留農薬の基準値の150万倍もの濃度で検出されたものです。 警察は工場内でこの農薬が使用されていないことなどから、何者かが意図的に混入させた疑いが強いとみて、従業員から話を聞くなどして捜査を進めてきました。 その結果、この工場に勤める40代の従業員の男が農薬を混入させた疑いが強まったとして午前中から取り調べていて、容疑が固まりしだい、