茂木さん幼稚園協会の講演会 1
先日の毎日新聞の「余録」が日本の教育の失敗を海外の成功例と比較して難じていた。 例えばフィンランドはソ連崩壊の余波で「大不況に見舞われ国の歳出は大幅カット。そのなかで教育費だけ増やす大勝負に出た。それは大きな果実をもたらした。子どもたちの学力は急伸。国際比較ではいつも世界のトップだ。ノキアなど知識集約型の産業が発展し『森と湖の国』はハイテク国家に変容した。」 よく聴く話である。 もう一つの成功例はシンガポール。 「シンガポール政府のウェブサイトを見ると、英語、日本語、中国語、韓国語など7種の言語で、世界の若者に留学を呼びかけている。もしあなたが卒業後3年間シンガポールで働けば、学費の8割を無償供与しましょうと。世界の大学はいま、いかに海外の優秀な頭脳を獲得するかを競う。それが国の将来を左右するからだ。日本は大丈夫だろうか。英タイムズ紙系の『QS大学ランキング』10年版(アジア地域)を見ると
脳の中にいる天才 作者: 茂木健一郎,所眞理雄,竹内薫出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/09/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見る 創造性を切り口としているので、当然ながら子育てや教育に有効な知識が盛り込まれており 参考になった一冊であった。 1. アラン・スナイダー (P.17) 成績なんかよりも重要なのは、いかに苦闘するかを学ぶこと、いかに逆境から立ち直るかを学ぶこと、いかに自分自身を順応させるかを学ぶことです。あえてリスクを取り、広く受け入れられている知識に異議をとなえることが、何よりも大切なのです。 (P.18) 「創造性とは一種の反抗である」ということです。(中略)ブレークスルーは反抗によって実現するからです。(中略)子どもたちに「他のみんなと同じになれ」と決して言ってはいけないということです。 (P.20)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く