台湾北東部の宜蘭県の村で、日本語と似た言葉「ニホンゴ」が今も中高年を中心に母語として話されている。2種以上の言語が接触し合って新言語が生まれ、次の世代で母語として使われる言語は「クレオール語」と呼ばれる。日本による先住民統治政策の影響があるようだ。中国語教育を受ける若い世代はニホンゴを話さず、文字もないためこのままでは消滅する。ニホンゴにまつわる逸話を追った。
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