検事長が新聞記者と麻雀賭博って「福本伸行ワールド」? 漫画の悪役より「格落ち」な安倍政権と周囲の人たち 〔人気ライターCDB〕 検事長と新聞記者が麻雀賭博。ギャンブルコミックのカリスマ、福本伸行先生の世界なのか? だが現実世界に「悪役」の実態は? イラスト:CDB 「福本伸行漫画かよ」。東京高検の黒川弘務検事長の麻雀賭博報道をネットで知った時、まずそう思った。 緊急事態宣言下、産経新聞と朝日新聞という保守革新の両極の新聞記者、元記者が集まり行われる麻雀賭博。相手は時の政権が法を曲げても留任させ検事総長に据えると噂される検事長である。なんと劇的なシチュエーションなのだろうか。 ギャンブルコミックのカリスマ、福本伸行先生にオマージュを捧げるにも程があるだろう。一番知名度があるのでイラストでは『カイジ』の名前を出したが、同じ福本伸行コミックでも『アカギ』の鷲巣麻雀、『銀と金』の政治的メッセージ