実際に負荷試験を進めていくにあたって、何をどこまでやるのか、という問題があります。 まずなんとなく始めてしまうことも大事ですし、なんとなく納得いくまでやるってのもアリですが、その辺の考え方を整理してみます。 全体図 今回はこの辺。環境の用意はだいたいできて、ではどんな感じで進めていきましょうかって話。 まずは始めてしまう 前にも(リクエストの分類)触れましたが、まずは簡単なシナリオを作成し、その動作確認と、ユーザーセッションなどの基本部分の取り扱いの正常性を確認してしまうべきです。この土台を整えないうちに、長々とシナリオ作りに精を出しても、どうせ多くの調整を行うことになるので、まずは負荷試験という一連の流れを作ってしまいましょう。 それと同時に、実際のアプリケーションをテスト環境で動かし、デバイスでアクセスもしてみます。試験者はアプリ開発者ではないとすると、さすがにログやデータだけで、アプ