【ベルリン時事】ドイツ東部のトロイエンブリーツェンにある下水処理施設で、モーツァルトの作品を流して処理タンク内の微生物を活性化させ、作業を促進する取り組みが行われている。 施設では高性能音響装置を使い、モーツァルトのオペラ「魔笛」を昼夜を通して流している。システムを開発した環境コンサルティング会社ムンドゥスのシュトゥッキ社長は「『魔笛』は人間をリラックスさせる音楽。微生物にも効果があると判断して選んだ」と話す。 【関連ニュース】 ・ 挙式前に、尿再生水で乾杯=環境デー、水の大切さ訴え−神戸 ・ 〔写真特集〕クラシック音楽 ・ 〔写真特集〕驚くべき自然 人類の英知 世界遺産〜ケルンの大聖堂〜 ・ 【Off Time】ドイツ・ルールの旅 「世界で最も美しい炭鉱」が博物館に ・ 〔写真特集〕写真が奏でるシンフォニー 楽器の世界