コミュニケーションが生まれるツイートまとめツール
音楽大学を舞台に天才肌の女子学生が音楽道を突き進むマンガ「のだめカンタービレ」のヒットが、音楽業界に思わぬ風を吹かせている。単行本16巻は1800万部を売り上げ、タイアップCDや演奏会の企画が相次ぐ。10月にフジテレビ系で始まった連続ドラマも視聴率18%前後(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と好調で、「のだめ現象」に拍車をかけている。 「のだめ様々です」と喜ぶのは、「のだめ」を意識したプログラムも組む名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏事業部主任、吉川功さん。どの演奏会も問い合わせが増え、聴衆が気軽に楽団員の楽屋を訪れるようになった。「演奏家を特別な存在でなくし、見事にクラシック音楽の底力を示してくれた」と話す。今後も中高生とのジョイント演奏会など、新しい企画を仕掛けていく予定だ。 新日本フィルハーモニー交響楽団は、ドラマ開始直後、定期演奏会のチケットがいきなり完売した。「週初めの月曜、しか
二ノ宮知子の漫画〈のだめカンタービレ〉が、今月16日からフジテレビでドラマ化されるという。この漫画は、音大生が主人公のラブコメで、講談社漫画賞受賞、発行部数1300万部を突破、現在も連載が続いているヒット作、などという言葉で紹介されていることが多い。 こういう案内を目にすると、漫画をバリバリ読む習慣がないわたしは、「どうせ、主人公の自己実現のためにクラシック音楽という小道具を使っただけのハヤリものだろ」などとクールなヒネクレ目線で眺めがちになるのだが、今回は事情が違った。 なかなか読ませるのである。クラシック音楽が小道具レベルで登場するのではなく、もっと根本的な次元に迫る勢いがあり、しかも、うるさ型のクラシック音楽ファンをも納得させるような、ディティールの細かさ(*1)だってある。 もしも、クラシック音楽が聴きたいと思う人がいれば、名曲のサワリだけを集めたCDを聴くよりも、この漫画を
©2011 Epic Records Japan Inc. All rights reserved. ©二ノ宮知子・講談社/「のだめカンタービレ 最終楽章」製作委員会
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