北朝鮮・咸鏡北道の会寧で、豆満江の氾濫によって被災した農地と住宅(2016年9月7日撮影、2016年9月13日公開)。(c)AFP/UNICEF DPRK/MURAT SAHIN 【9月13日 AFP】北朝鮮北東部で多数の死者を出した大規模な洪水の被災地を視察した国際赤十字(International Red Cross)は、同国で「大規模な複合災害」が発生していると警鐘を鳴らした。 国際赤十字による北朝鮮派遣団の代表を務めるクリス・ステインズ(Chris Staines)氏は被災地を訪れ、「私たちが視察したところでは、今回の災害が非常に大規模で複合的なものであることは明らかだ」と述べた。 豪雨に伴って発生し、北朝鮮北東部の村々を襲った大規模な洪水による死者数は少なくとも133人、行方不明者は数百人に及び、被災地一帯は建物が流されるなど壊滅的な被害を受けた。緊急の食糧支援と避難場所を必要と