(2012年1月18日) 【北陸中日新聞】 中日新聞によれば、警戒区域で野生化し、被曝した牛を調査したところ、筋肉に蓄積された放射性セシウムいの濃度は、血液中の20〜30倍に上ることが明らかになったという。 以下は記事の引用 東京電力福島第1原発から半径20キロの警戒区域内で野生化した牛の筋肉に蓄積された放射性セシウムの濃度は、血液中の20〜30倍に上ることが、東北大加齢医学研究所の福本学教授(病理学)らのグループの調査で分かった。大学は2012年度、調査牛の臓器や血液などを冷凍保存した「組織バンク」を整備。グループは今後、どの臓器に放射性物質がどれだけ蓄積するのか詳しく解析し、人体の内部被ばくの研究に応用していく。 調査は昨年8月下旬に着手。これまでに殺処分された88頭の牛を所有者の同意を得て解剖し、内臓や筋肉、血液に含まれる放射性物質を調べた。その結果、血液から1キロ当たり60ベクレル