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考察に関するohagi23のブックマーク (52)

  • 「Gレコ」における巨大MAと女性の悲劇の歴史-バララとユグドラシル

    はじめに-ユグドラシルの魅力 「Gのレコンギスタ」24話はバララ・ベオールが乗る 巨大モビルアーマーのユグドラシルの描写が圧倒的だった。 ユグドラシル、北欧神話でいう世界樹の名を関する機体は伊達ではなく ユグドラシルが放つテンダービームが世界樹の形のように広がるビジュアルは 今までに見たことがないエフェクト表現だった。 戦争という凄惨な空間でありながら、テンダービームには美しさがあった。 これを見られただけでも、幸せだった。 巨大モビルアーマーと女性の関係性 さて今回の主役は、マニィがルインの元に戻って来たことで 自分の居場所が無くなってしまったバララ・ベオール。 さてバララがこの巨大モビルアーマーユグドラシルに乗ったのは ガンダムシリーズ的に色々思うところがある。 まず女性と巨大モビルアーマーといえば、 今まで1stガンダムであればララァ・スンがエルメス。 Zガンダムでいえば、フォウ・ム

    「Gレコ」における巨大MAと女性の悲劇の歴史-バララとユグドラシル
    ohagi23
    ohagi23 2015/03/14
    巨大MAは複雑な立場に立たされる女性の心を縛る居場所として存在している
  • 「Gのレコンギスタ」はグランドホテル方式のロードムービーである事について

    前に書いた記事と重複する部分もあるが 「Gのレコンギスタ」はロードムービー、もしくは旅番組のような作品なのかもしれない。 ベルリとアイーダが中心となりメガファウナに乗って地球と宇宙の様々な所に赴く。 ベルリはアメリア、トワサンガ、そしてビーナス・グロゥブといった各場所へ訪れ そこで人々と出合いながら、自分が知っていた世界が狭く、 育ての母親から教えられた事やスコード教だけではない世界があることを知る。 アイーダもまた、カシーバミコシに行けばトワサンガ、 トワサンガに行けば金星へ行くと言い、アイーダは一つ何かを知っては また新しい真実を知るために新しい場所へ向かおうとする。 その旅行先では国家があるものの、複数の派閥に分かれている。 そうした状況下でベルリ達は各勢力とロボットプロレスを行い、 戦いを通して人々の考えや人となりを知っていく。 宇宙旅行を通して、世界や自分の境遇の真実を発見してい

    「Gのレコンギスタ」はグランドホテル方式のロードムービーである事について
  • 司波達也(お兄様)と黄金バットはどちらが強いのかを考える

    はじめに 現代のヒーローといえば「魔法科高校の劣等生」の司波達也(以下お兄様)であり、 昭和のヒーローといえば黄金バットである。 ではこの二人が戦ったらどちらが強いのだろうか。 共通点 ①圧倒的な再生能力 二人共、極めて優れた再生能力を持っている。 お兄様は身体が完全に破壊されようが再生可能。 対する黄金バットも灰になっても「黄金バットは不死身だ!」と言って再登場。 黄金バットは死ねない体を持っているらしい。 ②核爆発級の攻撃力のお兄様、核爆発が無効な黄金バット TNT換算20メガトン(広島の1333発分)の戦略級攻撃魔法を有し 艦隊・そして近隣軍事施設群を消滅させることができるお兄様。 対する黄金バットも、地割れ攻撃、相手を完全消滅させる技を持っている。 また黄金バットも核爆発の後の大地に高笑いしながら余裕で立ち、 ナゾー様の核兵器の直撃を受けても無傷である。 お兄様の魔法がどこまで黄金

    司波達也(お兄様)と黄金バットはどちらが強いのかを考える
    ohagi23
    ohagi23 2014/10/09
    さすが黄金バット様ですわ。
  • 「ハピネスチャージプリキュア!」32話の山内重保演出のおさらい

    はじめに 「ハピネスチャージプリキュア!32話」の演出は山内重保さん。 演出があるアニメは面白いと思わせる内容だった。 特にいおなが相手からの告白に戸惑いながらも、 自分の気持ちを整理・確認して、相手に想いを伝える流れが良かったし、 恋愛に対するナマケルダの含蓄ある発言と態度が ナマケルダのカッコイイ一面を描き出していたのも良かった。 山内さんは「まじかる☆タルるートくん」「花より男子」「おジャ魔女どれみ♯」 といった過去のニチアサ作品のシリーズディレクターでもあり、 他のニチアサ作品にも演出として参加された東映アニメに縁深い演出家。 そんな今回の山内重保さんの演出をおさらいしてみたい。 ①フェティッシュな脚の描写 山内さんといえば脚だ。 (ハピネスチャージプリキュア!32話) (「kanon(東映アニメーション製作)」8話) ローアングル気味で脚をフェティッシュに見せる描写。 山内さんが

    「ハピネスチャージプリキュア!」32話の山内重保演出のおさらい
    ohagi23
    ohagi23 2014/09/14
    山内さんの演出の真髄は心を抉るように揺さぶってくる情感の構築
  • 「たまこラブストーリー」の変化と恋を描く物語の傑作性について

    「たまこラブストーリー」を鑑賞。 たまこともち蔵の初々しい恋の物語を丁寧な所作と芝居で描ききった快作。 こんな気持ちになれた青春映画を見たのは久しぶりだった。 併映された「南の島のデラちゃん」のファーストカットが往年の松竹映画のパロディだが、 これは編の「たまこラブストーリー」は往年の邦画のように作りたいという決心だろう。 そんな邦画的である事を表明する作は、省略と抽象性を上げること、 つまりキャラクターの心情や動機を、事細かに言葉等で説明せず、 極めて淡々と物語を紡いでいた事で、往年の邦画的であろうとした作品だと感じた。 特に作で良かったのが、物語の展開のさせ方、組み立て方、構成だ。 そこでこの記事では作の構成、作に登場するアイテムについて、 重要な役割を担ったキャラクター「常磐みどり」の役割について語りながら、 「たまこラブストーリー」全体を包括できるように語ってみたい。 ※

    「たまこラブストーリー」の変化と恋を描く物語の傑作性について
  • 「スペース☆ダンディ」「カウボーイビバップ」「シティハンター」をつなぐもの。

    はじめに 「シティハンター」と「カウボーイビバップ」をGyaoで見ていたら、 「シティハンター→カウボーイビバップ→スペース☆ダンディ」 という流れ/系譜があると思った。 今回はこの3作品についての因縁、関係を振り返りたい。 「スペース☆ダンディ」と「カウボーイビバップ」 「スペース☆ダンディ」と「カウボーイビバップ」は共通スタッフが多い。 それは、渡辺信一郎監督、脚の佐藤大さんと信敬子さん、 音楽参加の菅野よう子さん、プロデューサーの南雅彦さん といった「カウボーイビバップ」のメインスタッフ達。 「スペース☆ダンディ」の前評判の広がり方も あのビバップスタッフが集結みたいな言われ方もされていたと思う。 またジャンルもSFものという点で「スペース☆ダンディ」に 「カウボーイビバップ」の面影を見る人はいると思う。 キャラクターの面から見ても、 主人公「スペース☆ダンディ」のダンディの飄々

    「スペース☆ダンディ」「カウボーイビバップ」「シティハンター」をつなぐもの。
  • ケンプファーとガトリングガンの因縁そして精算-ガンダムビルドファイターズ18話

    はじめに 「ガンダムビルドファイターズ」18話は ユウキ・タツヤとレナート兄弟のガンプラバトルが描かれる。 「戦争」「僕らの戦争」と「機動新世紀ガンダムX」のフロスト兄弟を彷彿とさせる発言。 そしてジオン兵投入などレナート兄弟は、ガンプラバトルを「戦争」として行う。 対してメイジン、ユウキ・タツヤはガンプラバトルはガンプラバトルだと言い切る。 今回はガンプラバトルにおける両者の戦いの価値観の矜持を争った展開でもあった。 25年越しの逆襲-ケンプファーとガトリングガン そんな今回の最大の見所は、お互いの決着がつくバトル終盤の ケンプファーアメイジングがジムスナイパーK9に対して「ガトリングガン」を撃つシーン。 ユウキ・タツヤの先に先を読みガトリングガンをこの場所に落とした慧眼にも痺れるが、 やはりケンプファーとガトリングガンの組み合わせに心が動かされる。 それはこの組み合わせに因縁があるから

    ケンプファーとガトリングガンの因縁そして精算-ガンダムビルドファイターズ18話
    ohagi23
    ohagi23 2014/02/11
    0080の敵をBFで討つケンプファー
  • 「ニセコイ」5話はなぜ足つくプールを深海のように描いたのか-アニメの嘘

    ニセコイ5話を視聴。 今回は、千棘が準備運動不足でプールの中で溺れてしまい、 楽が千棘を助けるためにプール内に飛び込んで助け出す シークエンスにおけるプール内の描写が面白かった。 特に面白かったのはプール内の描き方だ。 画面を見ると、とてもプールとは思えない深さと暗さ。 まるで深海のようであり、端的にいえば嘘な描き方をしている。 なぜこのようなプールではないような描き方をしたのか。 さらにこの千棘が溺れる直前のシーンには、るりが るり「ここのプールは足つくんだし」 というように説明的なセリフをわざわざ入れている。 このセリフに沿って画面を作るなら、足つくようなプールを描く方が自然だろう。 しかしニセコイ5話は、この自然な流れを採用せず、深海のようなプールを描く。 なぜなのだろうか。理由を二つ考えた。 まず一つ目。実際に浅い足つくプールを描いて、 楽が千棘を助けてもドラマ的に盛り上がらない。

    「ニセコイ」5話はなぜ足つくプールを深海のように描いたのか-アニメの嘘
    ohagi23
    ohagi23 2014/02/09
    心象風景を大胆に描けるのがアニメの強み
  • アニメ監督の制作現場の作り方-富野由悠季・宮崎駿・押井守

    はじめに アニメの監督の仕事とは何か。 まず視聴者なりに、アニメ監督の仕事内容をざっと挙げてみるとしてみると 読み(脚の打ち合わせ)、各話のコンテチェック、各話演出担当との打ち合わせ アフレコ立会、編集などなど、仕事の内容は多岐にわたるのはなんとなくイメージできる。 こうした具体的な業務以外にも、監督の仕事はあるのではないか。 それは「制作現場の環境作り」である。 この事を気づかせてくれたのは、「栄光の80年代ロボットアニメ」にある 河原よしえさんが書かれた「80年代ロボットアニメ監督たちの素顔」という記事だった。 ※栄光の80年代ロボットアニメ (タツミムック) 河原よしえさんは1975年にサンライズに入社し、製作現場の各作業補佐及び広報素材整理、 その後は設定や広報、脚などを手がけたキャリアを持ち、 1980年代のサンライズの現場を間近で見てきた方だ。 この記事で河原さんは、富野

    アニメ監督の制作現場の作り方-富野由悠季・宮崎駿・押井守
  • 未確認で進行形 3話のキンゲダンス感

    「未確認で進行形」3話の 三峰 真白のこのダンスが最高すぎた。 まるで「キングゲイナー」のOPようなダンス。 やばい。可愛すぎる。 そして、動きの気持ちよさに何度もリピートしてしまう。 キャラクターと動きの魅力が融合した至福の時間を味わえるシーンだ。 「未確認で進行形」はキャラデザがいいなぁ。 「ゆるゆり」以降の中島千明さん的・もしくは動画工房的の流れと 「あいうら」を通った菊池愛さんのハイブリッド感がある。

    未確認で進行形 3話のキンゲダンス感
    ohagi23
    ohagi23 2014/01/26
    未確認で進行形の作画は気持ち良い
  • 破壊されたロボットが生み出すドラマ-ガンダムビルドファイターズ15話

    ガンダムビルドファイターズ15話は、 セイ・レイジとフェリーニの壮絶なガンプラバトルが最高だった。 互いが一歩も引かずに勇気も知恵も全てを出し尽くして戦う。 そんなガンプラバトルを盛り上げるのは、今回のメカ作画監督である大張正巳さん。 赤い目 (※後述するが、ガンダムWのOPっぽくもある) お互いがぶつかった後に、画面手前にガンダムの顔が落ちる。 (よくあるパターンなのは顔ではなく、武器が落ちるのが多かった) もしくは、ウイングガンダムフェ二ーチェの右脚のBL影。 そして互いの機体のボロボロ感。 大張さんらしい要素が随所に散りばめられていた。 一方でウイングガンダムフェ二ーチェのアップのカットは 大張さんぽくもあるが、ガンダムWのOPカットぽくもあり、 それは佐野浩敏さん的ということなのだが、 大張さんと佐野さんのメカ描きとしての源流が近いことを改めて思い起こさせた。 特にボロボロ感でいえ

    破壊されたロボットが生み出すドラマ-ガンダムビルドファイターズ15話
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    ohagi23 2014/01/23
    壊れたロボットはドラマを背負った存在。BF15話は見事にそのドラマを描ききったと思う。
  • 「ドキドキ!プリキュア」48話のGガンダム感、セーラームーンメソッドについて

    ドキドキ!プリキュア48話を視聴。 今回の物語の展開は キングジコチューの体内に取り込まれているトランプ王国の国王救出のために キングジコチューの内部への突入を決心するプリキュア達とレジーナ。 プリキュア達の奮戦、そしてマナの強い想いがドラマを盛り上げる。 シリーズのクライマックスを感じさせる展開だ。 そんな今回、キングジコチューに取り込まれていた国王だが、 この取り込まれる描写があるアニメを彷彿とさせた。 (※機動武闘伝Gガンダム49話「Gガンダム大勝利! 希望の未来へレディ・ゴーッ!!」より) それは「機動武闘伝Gガンダム」だ。 まるで国王は、デビルガンダムに取り込まれるレイン・ミカムラみたいな感じで描かれている。 しかも ジコチュー細胞まで出てきて、まるでDG細胞が実体化した存在のように思える。 (姿形はチャージマン研のジュラル星人っぽくもある) こうした「Gガンダム」を彷彿とさせる

    「ドキドキ!プリキュア」48話のGガンダム感、セーラームーンメソッドについて
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    ohagi23 2014/01/19
    山口亮太さんの脚本歴からの考察記事です
  • 「ラーメン二郎」が登場したアニメの紹介

    「スペース☆ダンディ」2話を視聴。 内容的には宇宙ラーメンべ歩き人情紀行みたいな内容だったが、 その中で注目したいのが「ラーメン二郎」をモチーフにした 「ラーメン三郎」が登場していたこと。 ラーメン二郎がそこそこ好きな私は、ラーメン二郎ネタにどうしても反応してしまう。 今回の記事では私が知っている範囲で、 「ラーメン二郎」が登場したアニメ作品を取り上げていきたい。 ①「真・恋姫†無双~乙女大乱~」4話「魏延、一目ぼれするのこと」(2010年4月~) 脚:雑破業 絵コンテ:藤原良二 演出:井上茜 作画監督:大田謙治 総作画監督:平塚知哉 私がアニメで二郎ネタを初めて見た作品が「真・恋姫†無双~乙女大乱~ 第4話」だ。 架空の世界、しかも中国の三国志をモデルにして 英雄豪傑を女体化した恋姫無双にも関わらず そんな世界で現実世界のラーメン二郎を出してきたのが、素晴らしい。 このネタを仕込んだ

    「ラーメン二郎」が登場したアニメの紹介
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    ohagi23 2014/01/13
    今後もラーメン二郎を使うアニメは出てくると思う。
  • 「桜Trick」のシャフト的・ひだまりスケッチ感溢れる演出について

    「桜Trick」1話を視聴。 (キスシーンは凄かった) OPクレジットを見たら石倉賢一さんが監督をしているのを知り どんな画面作りをするのかを期待していたら、 石倉さんが「☆☆☆」ではシリーズディレクターも担当した シャフト制作「ひだまりスケッチ」シリーズ的な演出をしていたのが印象的だった。 ではシャフト的、ひだまりスケッチ的な演出をしてるのかを挙げてみる。 ①平面的な構図とテクスチャー処理の多用 キャラクターの後ろ髪をテクスチャー処理し 「ZZZ]や汗などの漫符を盛り込んだ平面的な構図。 「ひだまりスケッチ」でもよく見られた絵作りだ。 ②イメージBG・実写的素材の使用 イメージBG(イメージで描かれる背景・キャラの感情を表現の為に使われる)を多用した背景。 こちらも背景はイメージBGだが、 イメージBGにプラスして実写的な素材を当て込むのもシャフト作品らしい。 ③明度の高い色づかい 「ひ

    「桜Trick」のシャフト的・ひだまりスケッチ感溢れる演出について
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    ohagi23 2014/01/11
    シャフト(もしくは新房さん的な)から石倉さんへ引き継がれる演出手法
  • 「バディ・コンプレックス」の1話の見所、および期待

    サンライズ8スタ制作によるオリジナルロボットアニメ、 バディ・コンプレックス(略してBC)1話を視聴。 見終えて、BCへの期待感が膨らんだ。 まず良かったのは、弓原雛さんが可愛かったこと。 主人公と接近すると、顔を赤らめる表情が良かった。 早見沙織さんの声も合わせて良い。 次に主人公の渡瀬青葉がバスケが得意という設定。 ロボットアニメとバスケの両方が好きな私としては、 この辺りがどう筋と絡んでいくかが気になる。 OPでもバスケットボールを持つ渡瀬青葉が描かれ、 OP後の最初のカットでも、バッシュ:エアジョーダン1を飾る描写を見せるなど 今後の展開にバスケがどう用いられるかを期待させてくれる感じではある。 1話で一番良かったのは、学校・市街地で敵ロボットが生身の渡瀬青葉を追いかける展開。 学校内や街中の破壊描写も描き、さらに敵ロボットと渡瀬青葉のサイズの大小を描きながら 両者の戦い(逃走劇

    「バディ・コンプレックス」の1話の見所、および期待
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    ohagi23 2014/01/07
    結果的に青葉と雛を違えさせた渦に、飛び込み本格的に物語が始まる展開が熱い
  • 「革命機ヴァルヴレイヴ」の悪意。そして何が革命されたのか

    革命機ヴァルヴレイヴ最終話を視聴。 今回の記事では、編で描かれた「悪意」とタイトルにも使われる「革命」について考察する。 まず「悪意」について。 冒頭、エルエルフがジオール総統の喉元を切り裂き、ドルシア総統がマギウスである真実は 一時は世界を暴いてみせたが、「101人評議会」の情報操作によって隠蔽される。 まるでドルシア総統の傷口が塞がるように隠蔽される。 一方、その後に起こった各地のクーデターは「101人評議会」によれば真実もあったようだが、 デマゴギーによる悪意ある扇動が主であったようだ。 この嘘にまみれた扇動の方がエルエルフ達の行動より「101人評議会」を恐怖させた。 (※この蜂起もエルエルフの情報がキッカケではあったが) つまりヴァルヴレイヴ最終話は、真実より嘘も含まれた悪意の方が 人々を動かしてしまう(悪意の拡散)ことを描いていた。 こうした人々の悪意を上手くヴァルヴレイヴは上

    「革命機ヴァルヴレイヴ」の悪意。そして何が革命されたのか
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    ohagi23 2013/12/28
    ヴァルヴレイヴはハルトがエルエルフを、そしてショーコを革命する話
  • アニメ監督の特徴をスパロボの地形適応で表してみた。

    明日スーパーロボット大戦UX3DSで出るので、 アニメの監督をスパロボのパイロットに見立てて、 作品の傾向から地形適応を当てはめることはできないだろうかと思いついた。 以下、アニメの監督の地形適応。 基の空・陸・海・宇宙の他に、彼らの得意な地形を一つ盛り込んだ。 各アニメの監督の地形適応 宮崎駿   空:S 陸:A 海:A 宇宙:C 少女:S 高畑勲   空:C 陸:S 海:B 宇宙:C 農村:S 押井守   空:A 陸:A 海:A 宇宙:B 都市:S 富野由悠季 空:A 陸:A 海:A 宇宙:S バイストンウェル:S 高橋良輔  空:B 陸:S 海:C 宇宙:B 荒野:S 庵野秀明  空:A 陸:A 海:A 宇宙:A 第三新東京市:S 幾原邦彦  空:A 陸:A 海:B 宇宙:A 世界の果て:S 新海誠   空:S 陸:B 海:B 宇宙:A 信濃:S 出崎統   空:A 陸:S 海:

    アニメ監督の特徴をスパロボの地形適応で表してみた。
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    ohagi23 2013/12/23
    アニメの監督には得意・不得意な地形がある
  • 今週のアニメの涙描写について-凪あす・リトバス・ホワルバ2

    今週見たアニメは、涙の描写が目立った。 今回はこの涙について簡単ながら触れてみたい。 「凪のあすから」11話 「凪のあすから」が特に顕著だが、涙の粒・涙量が大きく、粘っこい印象を受ける。 美海の悲しみを強調するために、あえてこの描き方を取っていると推察される。 (もしくは海・水を題材にする作ならではの描き方か) 「リトルバスターズ! Refrain」11話 シリーズもいよいよクライマックス。 リトルバスターズの恭介が流した涙も号泣といってよいほどの量だ。 前期から作を通して、恭介はクールで感情的を表に出すタイプではなかった。 ただ世界の終わり、リトルバスターズとの別れの中で 終わりたくない、別れたくないという恭介の感情が激しく高ぶった瞬間の涙。 シリーズ通してのタメが、ガツンと効くシーンであり 緑川光氏の演技も相まって、強く印象に残る号泣だった。 「WHITE ALBUM2」11話 こ

    今週のアニメの涙描写について-凪あす・リトバス・ホワルバ2
  • 「まどかマギカ」は「かっとばせ!キヨハラくん」である-クワタ・ほむらの顔の輪郭の系譜

    今日の昼休み中に、ふと以下のような事を思いついた。 あぁ、まどかマギカのまどかとほむらの関係って、河合じゅんじさんの「かっとばせ!キヨハラくん」のキヨハラとクワタの関係なのか。キヨハラがまどかで、クワタがほむら。うん、間違いない。 — おはぎ (@ohagi23) 2013, 12月 12 ほむらの暗さはクワタに通じるものがあって思いついたのだが、 そうしたら、私のツイートを受けて、以下のようなツイートがあった。 たしかに蒼樹うめ先生のキャラの輪郭は『かっとばせキヨハラくん』のクワタくんの輪郭に対するリスペクトが感じられる…… #場合によっては刺されかねない — すぱんくtheはにー (@SpANK888) 2013, 12月 12 なるほど。確かにそうかもしれない。 ただ実際にツイートの通りなのか、画像を並べて検証してみたくなった。 ※左:暁美ほむら 右:クワタ 以上のように、ホームベー

    「まどかマギカ」は「かっとばせ!キヨハラくん」である-クワタ・ほむらの顔の輪郭の系譜
  • 「物語シリーズ セカンドシーズン」23話の80年代風OPの意図-過去と現在を繋ぐ新房昭之

    はじめに 〈物語〉シリーズ セカンドシーズンの第23話のOPを見てビックリした。 いきなり80年代のテイストのOP映像と曲だったからである。 今回はこの事について触れてみたい。 80年代のTVアニメの象徴「上條修」というクレジット まずこのOP映像で驚いたのは、 キャラクターデザインに上條修さんがクレジットされていたことだ。 上條修さんといえば 「宇宙戦士バルディオス」「特装機兵ドルバック」のキャラクターデザインであり 「戦国魔神ゴーショーグン」「ミンキーモモ」「超獣機神ダンクーガ」の作画監督といった 80年代の葦プロダクション(現:プロダクション・リード)制作の アニメ作品を支えてきた、ミスター葦プロともいえるベテランアニメーター。 その人がなぜ、このOPに。 ただOP映像を見ていると、その意図もわかる。 それは、上條修さんという80年代のアニメ(特に葦プロ作品)に クレジットされた名前

    「物語シリーズ セカンドシーズン」23話の80年代風OPの意図-過去と現在を繋ぐ新房昭之
    ohagi23
    ohagi23 2013/12/08
    80年代意匠は新房監督作品で使われるモチーフ