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鉄血のオルフェンズに関するohagi23のブックマーク (11)

  • 暗礁に引き裂かれた兄弟の物語-鉄血のオルフェンズ12話(感想)

    はじめに 敵海賊ブルワーズに航路を察知されている可能性を考慮し 暗礁宙域を通り抜ける所で策を寝ることにした鉄華団とテイワズ。 ブルワーズに昭弘の弟の昌弘がいることを知り、 オルガを始めみんなが昌弘を助けようと、昭弘を後押しし動くのだが。 時間と境遇は家族関係をも壊す 昭弘と昌弘。昌弘を救おうとする昭弘と、兄との再開に戸惑う昌弘。 鉄華団という家族ができた昭弘。 同じヒューマンデブリの仲間はいたが、ブルワーズという境遇の為に 家族という認識が持てなかった昌弘。 二人は兄弟であり、兄の昭弘は昌弘を迎えに行くと言っていたのに 時間の流れは大きく二人を隔ててしまった。 特に昌弘は昭弘とのやり取りの中で、兄が自分を忘れて幸せになったと 思ってしまったようであり、逆上的な気持ちをも抱いたようだ。 昌弘は今まで生きていたことで消耗していたのだろう。 兄の優しさを素直に受け取ることができなかった。 とはい

    暗礁に引き裂かれた兄弟の物語-鉄血のオルフェンズ12話(感想)
  • 子供対子供の構図と子供達の限界-「鉄血のオルフェンズ」11話感想

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」11話を視聴。 今回は子供対子供、そして鉄華団の子供達自身の限界と それでも生きていかねばいけない物語を描いた展開だった。 子供対子供という戦いの構図 今回は昭弘が物語の中心だった。 今までの鉄血は子供の鉄血団と大人側のどこかの勢力という戦いの構図だった。 今回は敵側のブルワーズに同じ子供のヒューマンデブリで昭弘の弟である昌弘達を 登場させることで子供対子供という構図を持ち出し、 改めて鉄血のシビアな世界観を突きつけた。 戦いが終わり、ブルワーズのクダル・カデルが昌弘を折檻する描写も含め ヒューマンデブリは大人達に虐げられている事がわかる。 ヒューマンデブリの悲劇 子供対子供の戦いもあるという事を示し ペドロを殺されたブルワーズのヒューマンデブリ達の怒りと悲しみ そして敵と味方に分かれた昭弘と昌弘という因縁も抱え、 両者の戦いが悲劇的な結末も迎える可

    子供対子供の構図と子供達の限界-「鉄血のオルフェンズ」11話感想
  • 「鉄血のオルフェンズ」の家族論-鉄華団とタービンズ

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」 8話を視聴。 タービンズの名瀬がオルガと鉄華団との取引を認め、 鉄華団がテイワズ傘下に入れるように勧める。 オルガは名瀬との交渉で、自身の子供っぽさを感じ、 三日月はさらに頑張らないといけないと感じていた。 鉄華団とタービンズ-家族のありよう 今回のキーワードは「家族」。 名瀬が鉄華団の面々をバラバラになって 仕事を斡旋する提案にオルガが反発する。 オルガは名瀬に鉄華団とは 今まで流された血と、これから流す血が混ざって 鉄のように固まっているので離れられないと話す。 そのオルガの仲間への想いを名瀬は「家族」という。 オルガにとって家族とは意外な言葉だったのかもしれない。 オルガも三日月も他の鉄華団の面々もおそらくは、 仲間だとは思っていただろうが、家族とは思っていないから。 鉄華団は肉親同士ではなく、肉親達と切り離された存在。 家族を失った子供たち

    「鉄血のオルフェンズ」の家族論-鉄華団とタービンズ
  • 子供が大人と渡り合うには-「鉄血のオルフェンズ」7話のやんちゃ性と画面演出について

    はじめに タービンズの名瀬・タービンが鉄華団と接触。 オルガは名瀬の要求を呑めないとして交渉は決裂。 タービンズは実力で鉄華団を抑えようとする。 大人のタービンズ-子供の鉄華団 「鉄血のオルフェンズ」を読み解く主要なキーワードとして 「子供と大人」が挙げられると思う。 過酷な環境下で生き残ってきた子供達の鉄華団が、 生き抜くために立ちふさがる大人達に対抗していくのが 「鉄血のオルフェンズ」の物語の骨子だと思う。 今回、鉄華団に立ちふさがったタービンズは大人達である。 それは今回の最初のカットがペディキュア(足指にマニキュアを塗る)を行う ラフタ・フランクランドの姿でわかる。 足指にマニキュアを塗るのは、大人の女性的な振る舞いである。 最初にこのシーンを見せてきたのは 今回は大人の女性が鉄華団と関わってくるかという話の宣言のためだ。 名瀬・タービン。長髪の無精ひげに帽子をかぶったキザな大人。

    子供が大人と渡り合うには-「鉄血のオルフェンズ」7話のやんちゃ性と画面演出について
  • 「鉄血のオルフェンズ」の物語の積み上げ方-三日月とオルガの関係性と文字の読み書き

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」6話を視聴。 今回は三日月達が読み書きをするシーンに心を打たれた。 それは文字の読み書きから作品を積み上げていことする 姿勢に驚いたからでもあった。 生きるために文字を覚える三日月の強さ 文字が読めないことが間接的に語られてきた三日月。 今回もクーデリアの地球に行く動機を語る具体的な内容には 興味関心をあまり示していなかったようでもあり、 文字を覚えることに興味がないように思えた。 そんな三日月がクーデリアに読み書きするメリットを説かれて、 心を動かされ、勉強することにした。 気づいているのか気づいていないのか クーデリアに対して三日月は惹かれているのかしれないし、 お姫様とも称されるクーデリアのカリスマ的魅力なのかもしれない。 なぜ三日月は文字を覚える気になったのか。 野菜を育てる大きな農場を作りたいため MSの整備を手伝えるようにするため と三日

    「鉄血のオルフェンズ」の物語の積み上げ方-三日月とオルガの関係性と文字の読み書き
  • 鉄華団はさくら荘である-「鉄血のオルフェンズ5話」の鉄華団のチームワーク性について

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」5話を視聴。 はじめに クーデリア地球への旅立ち。 ギャラルホルンのMSはイサリビを拘束し クーデリアの身柄を引き渡すように伝えるものの、 この状況を想定してたオルガと三日月。 三日月はバルバドス出撃し、MSを引き付け 後方からのオルクスの船は昭弘が引き付ける。 鉄華団に不利な状況が訪れるが 小惑星を上手く利用して形成を逆転。 ユージンが身体を張る。 コーラルはマクギリスとガエリオを差し置いて 自ら出撃するが、バルバドスに負ける。 そして戦場で三日月とマクギリスとガエリオは交戦し お互いの存在に気づくのだった。 鉄華団のチームワークについて 今回、印象に残ったのは鉄華団のチームワークの良さだ。 オルガはトドが裏切ることを想定し、 予め三日月にガンダムを準備させ状況に備えた。 また前回で昭弘に別行動を取らせて、 オルクスの船への対抗と三日月のバックアッ

    鉄華団はさくら荘である-「鉄血のオルフェンズ5話」の鉄華団のチームワーク性について
  • 「生きる糧の物語」としての「鉄血のオルフェンズ」4話。

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」4話を視聴。 クーデリア姫を地球に護送する算段を整えつつ 鉄華団がこの護送の仕事をこなして生きる糧と自分たちの道を手に入れようとする。 一方のギャラルホルンのファリドとボードウィンは クーデリア姫を拘束しようとして現地に調査へ向かう。 三日月はクーデリアを連れて、ビスケットの祖母のトウモロコシ畑に連れて行く。 三日月はクーデリアに作物を採取することと作物の状況や行き先を教える。 その最中に三日月達とファリド達と遭遇し、一悶着がある。 畑から戻ってきた三日月達にオルガは新しい旗を持って迎えるのだった。 「生きる糧の物語」として描写された作物を採取すること 鉄血のオルフェンズの物語のキーワードは「生きる糧」である。 作は生きるために何をしなければならないのかを 火星と厄祭戦300年後という世界をもって描いている。 ガンダム作品の多くは、キャラクターに理

    「生きる糧の物語」としての「鉄血のオルフェンズ」4話。
  • 「鉄血のオルフェンズ」は、子供が現実認識を欠く大人達を破壊する物語である。

    はじめに 鉄血のオルフェンズ3話を視聴。 今回のクライマックス。 赤く染め上げた背景と黒い機体のシルエットがコンテの大張さんらしい絵作り。 サブタイトルの「散華」のように機体の花火が散る。 大人達からCGSを乗っ取るオルガと三日月達。 CGSは新体制となる。 今までの自分の道を見失ったクーデリアは、 わからないと言いつつも、新たな道を踏み出そうとしていた。 CGSはクーデリアをギャラルホルンに引き渡そうと協議するが クランク・ゼントはCGSに決闘を申し込み、三日月はバルバロスで受けてたつ。 三日月はクランクを殺し、オルガはCGSを鉄華団と改称する。 鉄華団は新たに決意したクーデリアの護衛を続けるのだった。 大人と子供-世界に対する現実に対する認識力 今回強く印象に残ったのは、 大人と子供の現実認識力の差だ。 まずCGSの大人達を眠らせて捕らえた時に大人側のリーダーのグンネルが オルガに交渉

    「鉄血のオルフェンズ」は、子供が現実認識を欠く大人達を破壊する物語である。
  • 「鉄血のオルフェンズ」2話のおっぱい問題とクーデリアについて

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」2話で 「お前言ってたじゃないか。死ぬときはでっけえおっぱいに埋もれて死にてぇって」 というおっぱい発言が話題になっている。 これはギャラルホルンの戦いで死んだ少年ダンジに向けた友人の言葉だ。 年頃の少年であれば、思いがちな願望であるのだろうが おっぱいへの憧れを叶えられず死んでいった少年ダンジの悲劇性、 火星での少年達の境遇がこの台詞で強く印象づけられる。 さて、戦場でおっぱいに憧れ死んでいった少年ダンジもいれば 自分自身のおっぱいを存分に戦場で見せつける女性もいる。そうクーデリアだ。 服からはちきれんばかりのおっぱいを画面中で披露するクーデリア。 編中で幾度となく見られるクーデリアのおっぱいに私は釘付けだった。 上のキャプのように1話の最初は正装を着ていたので有り余るおっぱいが隠されていた。 (※Bパートで2話のような格好になる。) まさかこん

    「鉄血のオルフェンズ」2話のおっぱい問題とクーデリアについて
  • 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」2話ー少年と大人と血の関係について

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」2話を視聴。 はじめに ギャラルホルンのMSによる攻撃を、 三日月乗るガンダム・バルバロスによって防ぐものの、 再攻撃を命じられたクランクは単身CGSとの決戦に望み、 一方のCGSのオルガも大人達からの独立を企て、三日月に協力を願う。 敵を追い返しても、少年達の目の前には地獄しかない。 地獄であるなら、居場所を作り、地獄からの解放を自ら勝ち取る。 オルガと三日月の二人の行動から、自由への意志が感じられた回だった。 1話でも強調されていた大人と子供という構図が 2話でも「血」というキーワードで語られる。 三日月はガンダム・バルバロスに搭乗での負荷により鼻から血を出し、 オルガはCGSの大人達の都合により制裁を受け、血を流す。 三日月とオルガという少年二人が、それぞれの信念をかけて血を流す。 少年側という話でいえば、クーデリアもまた血を流さぬのだが、 彼

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」2話ー少年と大人と血の関係について
    ohagi23
    ohagi23 2015/10/11
    少年達の過酷さと必死に生きる様が共感をもって描かれていた。
  • 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」1話「鉄と血と」感想-「ガンダムが叫びたがっているんだ」

    長井龍雪と岡田麿里の「あの花」「ここさけ」コンビの新作ガンダム。 田中将賀さんも参加が自然なような気もするが事情があるのだろう。 「鉄と血と」というサブタイトル、 地球圏に反旗を翻す少年達の戦いな世界観をみると、 ガンダムより「太陽の牙ダグラム」を彷彿とさせる。 1話は独立運動のお姫様クーデリアを守るために 主人公・三日月達がいる警備会社が請負ったら、 別の組織が襲いピンチになったところを、 三日月がガンダムを起動させて敵MSを倒して終わる。 Aパートでキャラクターと世界情勢を説明を尽くして語り、 Bパートでガンダムにとって大切なメカアクションを描く王道的構成だ。 サブタイ通りな血と鉄の汗臭い世界にみえつつも、 良い意味で脱臭され、爽やかに感じさせるバランス感覚もあった。 火星の底辺に生きる若者たちの反抗の中で 純真な少年三日月はどう動くのか。 寡黙で能動的な姿は見せないが、秘めたる思いは

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」1話「鉄と血と」感想-「ガンダムが叫びたがっているんだ」
    ohagi23
    ohagi23 2015/10/04
    21世紀のダグラム的なガンダムとなるのか。画面の仕上がりは抜群だった。
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