運行を停止したリフト。フランス南部バニェールドリュション近郊のスキー場で(2020年12月4日撮影)。(c)GEORGES GOBET / AFP 【12月25日 AFP】フランスで、新型コロナウイルス対策としてスキーが事実上禁止されたことを受け、スノーシュー(西洋かんじき)の需要が急増している。仏スノーシュー製造大手TSLスポーツイクイップメント(TSL Sport Equipment)が24日、明らかにした。 TSLのオーナー、フィリップ・ギャレ(Philippe Gallay)氏によると、今季のスノーシューの1日の販売数は、例年の2倍となる2000足。エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領がリフトの運行禁止を命じた11月24日以降は、1万足に上る日もあった。 フランス政府は、スキーリゾートの営業を認める一方、スキー客が行列をつくれば新型ウイルスの感染拡大を助長